「カレンダー」「スケジュール」「ToDo」「メッセージ」「アドレス帳」を一体化したスケジュール管理ソフト。アラーム機能、スケジュールやToDoを携帯にメール送信する機能、メールチェック機能などを備える。「Diginizer」は、毎年1,000万冊以上売れるという“隠れたベストセラー”「能率手帳」をベースにしたスケジュール管理ソフト。横長のユニークで見やすいメイン画面に、左からカレンダー、スケジュール、ToDo、メッセージを同時に表示する。アドレス帳は、ワンクリックでを呼び出せる。
「カレンダー」は、西暦と和暦の切り替えが可能で、1月1日からの経過日数や12月31日までの残り日数、通算週数、六曜を表示する。フォトフレーム機能を利用して、好みの写真を飾っておくことが可能。フレームのサイズは100×75ピクセル、BMP/JPEG/GIF形式の画像ファイルに対応する。
「スケジュール」は、横方向に1時間ごとの目盛りが付いた、「能率手帳」と同様のフォーマット。編集画面で登録した「タイトル」「開始・終了時刻」が表示される。各スケジュールには最大512文字のメモを付けることができる。ユーザが自由に定義できる5種類のカテゴリに分類し、画面上で色分け表示させられる。
携帯電話にスケジュールをメールで送信することも可能。その日のスケジュールを携帯に送っておけば、出先でも予定を確認できる。さらに、予定時刻の一定時間前に、お知らせをデスクトップに表示したり、携帯にお知らせメールを送信して注意を促したりできるようになっている。
スケジュールは、メイン画面での1日単位の表示以外に、別ウィンドウで1ヵ月の予定を一覧表示させることもできる。1ヵ月表示画面では、表示する月を切り替えられるほか、スケジュールの新規作成や表示データのCSV出力が可能だ。
「ToDo」では、ToDo項目が一覧表示され、スケジュール同様、メモやカテゴリ分類、携帯メールの送信、お知らせ機能を利用できる。重要な項目には、チェックを付けられる。スケジュールと同様、別ウィンドウでの一覧表示やCSV出力も行える。
「メッセージ」は、「Diginizer」ユーザ同士が簡単にメッセージのやり取りをできる機能。実際にはメールとして送信される。受信側は、メールボックスの中から「Diginizer」のメッセージであることを示すSubjectのメールを抽出・表示する。このため、受信側が「Diginizer」ユーザでなくても、通常のメールとして受信することが可能。「Diginizer」メッセージ以外のメールがメールボックスにある場合、差出人やSubjectを表示してくれる機能もある。
「アドレス帳」には、会社や自宅の住所/電話番号/メールアドレス/URLなど、さまざまな情報を登録できる。なかでもメールアドレスは、会社/自宅それぞれ最大三つ、携帯電話番号も三つまで登録することが可能。また、一覧表示用の「電話番号1」「電話番号2」は個別に指定が可能で、例えばAさんの表示は携帯と会社、Bさんは自宅と携帯などと、相手に合わせて表示を設定できる。検索機能のほか、ContactXML、CSVとのインポート/エクスポート機能なども備えている。