「おばけの行進曲」の主人公は、おばけ帝国の皇子「おばけキッド」。彼は、人間たちの国を征服しようとする「おばけパパ」を止めるため、遠く離れた追放の地から父の居城「おばけ城」を目指す……という設定。

基本的な操作は、【←】/【→】で移動し、【X】キーでジャンプ、【Z】キーで攻撃、とシンプル。おばけキッズ自身には攻撃能力はないが、その代わり敵キャラに憑依して身体を乗っ取り、自由に操れるという便利な能力が備わっている。憑依するには、敵の頭の上に飛び乗り、【Z】キーまたは【↓】を押せばよい。あとは【C】キーを押して憑依を解除するか、ダメージを受けて憑依したキャラがやられてしまうまで、その身体と能力を自在に操ることができる。スペースキーを押すことで、憑依したおばけの能力を確認することもできる。

ゲームは七つのワールドからなっており、ひとつのワールドはさらにいくつかのステージから成り立っている。各ステージには暗黙のいくつかのパートがあり、たとえ主人公がやられてしまっても、残りキャラがあるうちはそのパートの先頭からプレイを続けることができる。残りが0のときにやられてしまうとゲームオーバーとなる。

もっとも「おばけの行進曲」では、同じステージを繰り返しプレイしても飽きがこないよう、隠しゾーンや隠しアイテム、ルートの枝分かれなど、さまざまな工夫が凝らされている。憑依したキャラの能力によって、ルート攻略の難易度もかなり変化する。だから、たとえ簡単にクリアできたステージでも、1回しか攻略しないのはもったいないくらい。なかなか攻略できないのは、それだけ楽しめるということでもあるのだ。

ルートの所々にはヒントを書いた立て看板が用意されているし、残りキャラ数を増やすアイテムやソウルパワーを回復させるアイテムの出現頻度も非常に高い。また、オートセーブ機能があり、ゲームオーバーになってしまってもそのステージから再度チャレンジできる。したがって、何度もプレイすれば必ず先に進むことができる。憑依中は主人公自身にはダメージがない点もうれしい。

開発中に苦労した点
一番大変だったのはグラフィックです。もともと絵が苦手なこともあり、描いては直し、描いては直しを繰り返したので、グラフィックだけでも軽く1,000時間はかかっています。ほかにも、プログラム、サウンド等の要素技術はほとんど一から勉強しましたので、全体を通してかなり膨大な時間がかかっています。

ユーザにお勧めする使い方
楽しみ方はいくらでもあるので、好きな方法で楽しんでください。

今後のバージョンアップ予定
現在、一部の環境下でいくつかの不具合が発生することが確認されていますが、これらに対する対処法が見つかり次第、バージョンアップを行おうと思っています。