アジアの歌姫・BoAの曲に合わせて、タイピングの練習ができる音楽タイピングソフト。日本語だけでなく、韓国語や英語をタイプするモードがあり、楽しみながらタイピングと韓国語・英語を学べる。「BoA LINGUAL」シリーズには、「BoA LINGUAL TYPE BLACK」と「BoA LINGUAL TYPE WHITE」の2種類の製品がラインナップされている。両者の大きな違いは収録されている曲目。BLACK/WHITEいずれのタイプも「BEAT」「EDUCATION」「SONG」の各タイピングモードで構成される。
「BEAT mode」は、画面右側に流されるPVに合わせ、左側に表示される問題文を入力するというもの。PV下部にあるビートインジケータが光るタイミングと、問題文の最後の文字を打ち込むタイミングが合うと、問題の部分にエフェクトが表示される。タイミングは「POOR TIMING」から「GRAET TIMING」までの5段階で、タイミングがよいほどエフェクトが派手になる。問題文は、画面左の上部から次々と落下してくるので、一番下まで落ちてしまう前に入力し終わらなければならない。問題が下まで落ちてしまうとダメージラインが上がり、ダメージラインが一番上に到達したところでゲームオーバーとなる。画面右側下部には、スコアおよびコンボ数が表示される。
「EDUCATION mode」では、日本語・韓国語・英語の中から選択した言語の単語が問題となる。問題が落下してくるのは「BEAT mode」と同じだが、「EDUCATION mode」では、問題と同時にブロックも落ちてくる。正しく入力できないと画面下部にブロックがたまっていき、ブロックの最上部がダメージラインとなる。ブロックが一番上まで届いてしまうとゲームオーバー。問題の中にはカラーのスペシャルブロックを含んでいるものがあり、この問題をクリアするとスペシャルブロックごとに決められた数だけ、たまったブロックが消えていく。またプレイ中、画面右側には問題の単語が日本語、韓国語(カタカナ表記)、英語の3ヵ国語で表示される。この表示をあわせて見ながら繰り返し練習しているうちに、韓国語や英語の単語を覚えられる。
「SONG mode」は、歌詞がそのまま問題になるモード。ゲームオーバーまでのルールは「BEAT mode」と同じだが、入力が間に合わないときや曲を聴きたいときのために、問題をパスすることができる。パスした問題は当然のことながら、スコアやコンボには算入されない。
ゲームが終わると、問題の正解率や単語の正解(タイプミスをしなかった)率、タイプスピードなどの成績が表示される。「EDUCATION mode」では、正解した単語は“獲得”したことになり、獲得した単語を一覧することもできる。難易度の設定も可能で、「BEAT mode」でクリアしたPVは、あとからいつでも「PV THEATER」で見ることができるようなる。
収録曲は、TYPE BLACKが「LISTEN TO MY HEART」「ID;Peace B」(BEAT mode)、「JEWEL SONG」(EDUCATION mode)、「奇跡」「VALENTI」(SONG mode)、TYPE WHITEが「VALENTI」「気持ちは伝わる」(BEAT mode)、「Every Heart−ミンナノキモチ−」(EDUCATION mode)、「Amazing Kiss」「LISTEN TO MY HEART」(SONG mode)の各5曲。