「窓いじり」でカスタマイズできるのは、

• 位置
• サイズ
• 優先度
• 透過度
• タイトルバーの表示/非表示
• 閉じるボタンの表示/非表示
• タイトル

位置やサイズは、ユーザが任意の値を指定することが可能。位置は、デスクトップの左上端からの距離をピクセル値で指定する。画面からはみ出すように、マイナス値を指定することも可能だ。位置・サイズともに、履歴を残し、ドロップダウンリストから選択するようにもできる。優先度では「常に手前に表示」か「常に背面に表示」を指定できる。透過度は、5から255（透過なし）までをスライドバーで設定できるもの。タイトルは、指定ウィンドウのタイトルバーに表示されるフォルダ名などを、任意の文字列に書き換えられるもの。位置・サイズ同様、履歴を残しておける。

画面は、（最小化されているものも含めて）現在表示されているウィンドウの一覧リストと、カスタマイズのための操作パネルが1ウィンドウ内にまとめられた構成。操作パネルには、カスタマイズ項目のチェック欄とパラメータの入力欄がある。ウィンドウのサイズや位置を指定する入力ボックスはいずれも、変更される個所がすぐにわかるようデザインされている。

実際にカスタマイズを行うには、

1. 現在開いているウィンドウをリストアップ
2. カスタマイズ対象のウィンドウをリストから選択
3. カスタマイズする項目をチェックして、パラメータなどを入力
4. 「いじる」ボタンで実行

• 設定画面が実際のウィンドウ表示を模しており、インタフェースがわかりやすい
• サイズと位置、透明度、タイトルなど、複数の項目を一度に設定できる

おもしろいのは、カスタマイズ指定と同じ操作でウィンドウをキャプチャできること。任意のサイズを指定して「いじる」を実行するだけで、いま指定したサイズでキャプチャできるため、多くのウィンドウをキャプチャする必要がある場合などに重宝しそうだ。

使用にあたってはいくつかの条件がある。キャプチャを使用するには、フォルダオプションで「タイトルバーにファイルのパス名を表示する」を指定しない、などだ。

開発中に苦労した点
必要なウィンドウのみをリストアップするプログラムを組む際にわからないことがあり、戸惑いました。

ユーザにお勧めする使い方
ホームページでのソフトの操作説明などの画面のイメージ作りに適していると思います。

• ウィンドウのサイズをキッチリ合わせたり、
• ウィンドウのタイトルが無意味に長いブラウザのウィンドウタイトルを変更したり、
• タイトルバーが不要な場合は、非表示にしてしまったり、
• 複数のウィンドウのイメージを一気に保存したり、

今後のバージョンアップ予定
「こんなのあればな〜」って思う機能があれば、バージョンアップしたいと考えています。