プライベートでも仕事でも、インターネットでの検索は日常のものになっている。資料の収集から、友人のメールに書いてあった一言まで、ちょっと検索してふむふむ、というのが普通になってしまった。特に、辞書では探しにくい固有名詞や、漠然としたいくつかのフレーズで検索するときには、インターネットはとても便利だ。ただ、検索サイトはいくつもあって、それぞれ(利用時の印象なのだが)得意・不得意があるようだ。Aというサイトでヒットしなくても、Bというサイトなら探し出せる──そんな経験がみなさんあるのではないだろうか? そんなわけで、筆者のブラウザにも複数の検索サイトを登録してある。
今回、取り上げた「ドンデスタ」は、複数の検索サイトを登録・選択することが可能で、ワンタッチでブラウザを起動し、検索結果を表示してくれるお助けソフトだ。一度入力した語を覚えてくれるので、複数の検索サイトを渡り歩くときには重宝する。キーワードを少しずつ削ったり追加したり、検索エンジンのご機嫌を伺いながら探し回るときなどには、こういうヘルパーソフトが手元にほしい。なお、左右配置のタスクバーには対応していないので、利用する際にはタスクバーを上下のどちらかに配置する必要がある。
ちなみに、検索してみると、「ドンデスタ(Donde esta)」は、スペイン語で「どこですか?」という意味だそうだ。
(呉 真)