麻雀牌を使った面クリア型のパズルゲーム。あらかじめ麻雀牌が並べられたフィールドの空きスペースに1牌ずつ手牌を置き、3個または4個の連続した牌で組=面子(メンツ)を作り、牌を消してゆくパズルゲーム。ゲームは、麻雀牌が裏表不規則に置かれた状態からはじまる。牌を消すためには、
- 連続した三つ数字の牌(順子)
- 同一の三つの牌(刻子)
- 同一の四つの牌(槓子)
のいずれかの面子を作る必要がある。ただし、いくつかの条件がある。まず、面子を作れる方向は縦・横方向のみ。連続した数字の場合は、必ず上から下、または左から右へと並べなければならない。次に、連続する数字の牌が四つ以上並ぶ場合、または一つの牌を共有して縦・横方向に面子が重複した場合は、その全体が消せるわけではなく、そのうち三つの牌だけを選択して消せる。また、裏向きの牌は、マウスポインタを合わせると透けて見えるが、面子が消せるのは、すべての牌が表向きになっているときに限られる。つまり、裏向きの牌を入れて面子を作っても、そのままでは消すことができない。さらに、ステージ上には、麻雀牌以外に、牌を置くことも移動することもできない「おじゃまパネル」があり、面子の完成を阻む。
面子ができて牌が消えると、隣にある裏向きの牌が表向きに変わる。この「牌の反転」を利用して、「連鎖」を誘発できる。連鎖は、反転で表になった牌を含め、新たに面子ができたときに、牌の消滅が連続する現象。消えた牌の隣のおじゃまパネルも、破壊されて消える。
プレイヤーは、次々に出てくる手牌を必ずどこかに置かなければならず、交換したりパスしたりすることもできない。ただし、手牌の登場する順番は一定であり、変化しない。出てくる手牌の順序と周囲の配置を考えながら、連鎖やおじゃまパネルの破壊をうまく使い、フィールド上の牌を減らしていくのがゲームの目的。全10ラウンド(ステージ)が用意されている。