インターネットからダウンロードした画像ファイルを、URLごとに分類・整理できるダウンロード支援ソフト。Webページに掲載された画像を「名前を付けて保存」する際、ダウンロード先のURLを監視・記録し、ダウンロードしたファイルをサイト単位で分類表示してくれる。また、ダウンロード先URLごとに保存したいフォルダを指定して、ファイルを簡単にコピー/移動することが可能。利用するには「監視フォルダ」を設定する必要がある(初期状態で「My Pictures」または「マイ ドキュメント」が設定されている)。「URL案内さん」は起動中、「監視フォルダ」を監視。このフォルダにファイルが追加されると、ダウンロード先のURLを記録するとともに、URLごとにファイルを分類して一覧表示する。そのためユーザは、Webブラウザから画像をダウンロードする際、保存先を監視フォルダにしておきさえすれば、「どのサイトからどの画像をダウンロードしてきたか」がひと目でわかるようになる。一覧ではリスト表示のほか、サムネイル表示を選択することもできる。サムネイルは、ユーザがサイズを指定して3段階から選択できるようになっている。
さらに、ダウンロード先URLには「送り先フォルダ」を関連付けておくことが可能。一時保存先の「監視フォルダ」に対し、「送り先フォルダ」は実際にファイルを保存しておきたいフォルダを設定する。ユーザが一覧リストからURLを選択すると、関連付けられたフォルダがリスト表示され、このフォルダに対して監視フォルダからのコピー/移動といったファイル操作をすばやく行える。送り先フォルダにすでに同名ファイルが存在する場合は、ビューアで確認した上、自動的にリネームしてコピーなどを行うことが可能だ。送り先フォルダは、ひとつのURLに対して複数を指定できる。また、URLにかかわらず、常に実際の保存先候補として表示させたいフォルダを「定番」として設定することもできる。
中上級ユーザ向けの機能として、外部コマンドを設定して実行できるものがある。例えば「ファイルのコピー/移動を行うたびに外部プログラムを呼び出して実行する」という処理を行えるようになる。
対応するWebブラウザは、Internet Explorerのほか、「Lunascape」「Sleipnir」など。画像形式はJPEG/GIF/BMPに標準で対応。Adobe Acrobat、Susie Plug-inをインストールすることで、PDF/PNG/TIFFなどにも対応し、サムネイル表示が可能になる。