デスクトップに表示する月間カレンダーと、同じくデスクトップに貼り付ける付箋紙形式のメモを組み合わせたスケジュール管理ソフト。カレンダーの大きな特徴は、カスタマイズ設定が豊富なこと。表示期間を1ヵ月/3ヵ月/6ヵ月/12ヵ月から選べるほか、1ヵ月分を1列に「帯表示」にすることも可能。週の開始曜日は日曜/月曜のいずれかから選択できる。フォントや色の変更、カレンダーの背景色の指定(透明/半透明の設定も可能)、祝祭日のカスタマイズなども可能。祝祭日の設定は、日付指定のほか、何月第何週の何曜日という指定もできる。さらに、特別日という項目には七夕、お盆、クリスマスといった祝祭日以外のイベント日が登録されている。特別日ももちろんユーザがカスタマイズできる。表示月の移動などの操作は、主にカレンダーを右クリックして表示されるコンテキストメニューから行う。カレンダーそのものを一時的に非表示にする機能もある。
メモは、主にタスクトレイアイコンのメニューから操作する。メモにはタイトルと本文のほかに、天気などを含む38種類のアイコンを指定することが可能。本文は、フォント、サイズ、文字色などを指定できる。
スケジュールは、特に指定を行わない「未設定」のほか、開始・終了時刻を指定する「毎日指定」、曜日と開始・終了時刻を指定する「毎週指定」、開始と終了の双方に日付と時刻を指定する「期日指定」から選択・設定できる。1日単位で事前通知条件を指定できるアラーム機能もある。通知指定日になると、点滅やサウンド再生でイベントが近いことを通知してくれる。予定日を過ぎたあとでも、アラームを表示させることができる。また、メモごとにパスワードを設定することで、フルアクセス/読み取り専用といったアクセス制御を行える。
メモの右クリックで表示されるコンテキストメニューからは、アイコンやタイトルだけなどの表示の切り替え、複数のメモの整列、メモの印刷などを行える。メモをデスクトップに貼り付ける代わりにファイルとして保存したり、保存されているファイルをメモに読み込むといったことも可能だ。プレーンテキストまたはRTF形式のファイルに対応する。
そのほか、メモ一覧から文字列検索を行う機能や、予定を週単位で確認できるスケジュールノート、簡単なアドレス帳、起動時にその日の予定をポップアップ表示する機能などがある。オプションでは、データ保存フォルダや、メモの最大表示数などを設定できる。