ソフトを開発しようと思った動機、背景
オフィスや教育現場では、日々多くの印刷が行われています。しかし、本当に必要な印刷はそのうちのどの程度でしょうか? 大部分は、私的利用の印刷や試し印刷、メモ程度の印刷ではないでしょうか? システム管理者は、この「無駄な印刷」をいかに削減するか、日々頭を痛めています。「ユーザの使用印刷枚数を管理できないものだろうか……」
そのような要望が高まる中で、弊社の開発部門は、お客さまのニーズに応えるため、「PrintBarrier」開発プロジェクトを発足させました。
開発中に苦労した点
「PrintBarrier」には便利な機能がたくさんあります。特に核となる、
- ユーザの印刷枚数削減につなげる機能
- ユーザの枚数管理を効率的に行う機能
をどうやって実装させるかに大変な時間と労力を費やしました。これらの機能設計は、印刷に対する問題点を一から洗い出し、実際の現場の声を聞き設計しました。特にユーザインタフェースは、印刷のたびに毎回使用する画面なので、できるだけわかりやすいものを心がげました。ユーザにお勧めする使い方
「PrintBarrier」には特定した使い方というものはありません。お使いになられる方の数だけご使用方法があります。プレビュー機能やサムネイル印刷機能を十分に活用いただき、印刷をお楽しみいただきたいと思います。
また、「PrintBarrier」には、クライアント版とサーバ版があります。当然、クライアント版だけでも「PrintBarrier」の機能を十分に活用して、印刷枚数の削減をすることができます。しかし、「PrintBarrier」の本来の目的は「管理」にあります。そのため、「PrintBarrier」サーバ版もあわせてご使用いただくことでその効果が大きくなります。
印刷枚数管理により、ユーザのコスト意識を高め、印刷コストの増大を防ぐことを目的としています。紙資源の節約、環境保護を目的としたマネジメントシステム規格であるISO14001の取得にご活用していただくことも可能です。
今後のバージョンアップ予定
おかげさまで、「PrintBarrier」シリーズは、多くのお客さまにご支持とご利用をいただいております。ますますお客さまの要望に応えるために、さらなる機能の向上を達成しなければばならないと考えています。私たち開発部門は、お客さまの身近な声を大切にしておりますので、ご要望、意見などがありましたら、こちら(barrier@ml.ffc.co.jp)までお送りください。
サーバ版につきましては、近日中に「PrintBarrier V2 Server」を発売する予定です。「PrintBarrier」をご使用になり、快適な印刷環境をお楽しみください。
((株)FFC)