バックアップ元/バックアップ先のフォルダを指定するだけで手軽に利用できるバックアップソフト。自動バックアップや世代管理といった機能も用意されている。ファイル情報のキャッシュを利用して高速にバックアップを行うことが可能。バックアップ元/バックアップ先の指定は、ダイアログから行えるほか、バックアップ元はエクスプローラなどからのドラッグ&ドロップでも行える。ファイル形式(拡張子)別にバックアップ対象とする/バックアップ対象から外すを指定できるほか、サブフォルダ以下を対象に含める/含めない、特定フォルダを含める/含めないも指定できる。バックアップ方法では、「バックアップ元に新しいファイルが存在するとき」「ファイルのタイムスタンプが異なるとき」「ファイルサイズが異なるとき」という三つの条件を組み合わせて指定できる。もちろん、すべてのファイルを上書きコピーすることも可能だ。
バックアップ先のファイル情報をキャッシュして、情報収集にかかる時間を短縮する「高速ファイルチェック」や、バックアップ元のファイルが削除されると、バックアップ先の該当ファイルを削除する「ミラーリング」機能も備えている。自動的にバックアップを実行させることも可能。分/時間/日/月単位での一定間隔または指定時刻(1回のみ)に自動バックアップを行える。バックアップ終了後にWindowsを自動終了させることも可能。Windowsのタスクを利用してバックアップを行うこともできる。
バックアップセットは「バックアップファイル(*.LBK)」に保存できる。複数の「バックアップファイル」を作成し、切り替えて使用することが可能だ。
バックアップを実行する前に、コピーされるファイルをプレビュー画面で確認できる。バックアップの結果をファイルに記録する「ログ」、ファイルの変更履歴をバックアップごとに保存する「世代管理」といった機能もある。「BunBackup」は、コマンドラインから利用することもできる。