スケジュール管理を中心にした個人情報管理ソフト。登録した情報は、カレンダーやToDoリストで参照できるほか、月単位のイベントリスト、ガントチャート風の表示でも確認できる。「CalendarPad」で管理できるのは「予定」「ToDo」「日記」の3種類。「予定」には「日時」「件名」「場所」「分類項目」「繰り返しパターン」「アラーム」の6項目を登録できる。「ToDo」では「場所」「繰り返しパターン」を除いた4項目を登録することが可能で、日時の代わりに日付のみの設定となる。
「分類項目」は、記念日/ミーティング/冠婚葬祭など全16項目から選択・設定できる。テキストの色や目印用のアイコン(50種類以上)も選べる。「アラーム」では、通知のタイミングを5分/10分/15分といった直前から、最長で1週間前までから選べる。「予定」のアラームでは、重要度を指定することが可能だ。
表示モードは「Today」「カレンダー」「ToDo」「日記」「イベント」「チャート」の6種類から選択できる。Todayでは、当日だけでなく、明後日までの予定や当月の祝祭日なども表示する。カレンダーは、日/平日/週/月の4モードを切り替えることができ、日と平日の両モードではタイムスケールが表示される。
「ToDo」はシンプルな予定リストで、件名のほか、進捗状況、期限、分類項目などで表示順を並べ替えることができる。「イベント」は、1年分の表示欄に各月の予定やスケジュールを表示するもので、分類項目をもとに表示する内容を選べる。
「日記」は、月間カレンダー上に日記の件名を表示し、ダブルクリックで内容を表示する。入力画面では、件名と本文のほかに天気のアイコンをリストから選択できる。「チャート」は、予定として登録した項目のみを表示するもので、1日単位で表示されるタイムライン上に予定の時間がバーグラフで表示される。
「カレンダー」および「チャート」では、文字列/分類項目/重要度の各条件をもとに登録項目を抽出することが可能。アイテム登録時に「プライベート」を設定することで、オフィシャルな予定とプライベートの予定とを切り替えて表示させられる。
そのほか、任意の時刻にメッセージを表示させる「時報」機能、古くなったアイテムをアーカイブへ移してデータファイルサイズの肥大化を抑える機能(復元も可)、データファイルの最適化機能などを備えている。