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地震検索システム EQLIST

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地震検索システム EQLIST
日本周辺で発生した地震をさまざまな角度から表示・確認できる地震データベース
Windows 98/95/NT  フリーソフト
地震検索システム EQLIST
  • 地震の震源地と震源の深さを地図上でビジュアルに確認できる

  • ◎そのほかのスクリーンショット
  • 緯度や経度、期間などを指定して地震の発生状況を調査できる
  • 地震活動の統計処理機能も用意されている

  • 歴史に残る大地震や実際に測定された地震など、日本周辺で発生した地震をさまざまな角度からビジュアルに表示してくれる地震データベースシステム。検索結果はCSVファイルとして、また表示画像はBMP/GIFファイルとして出力できる。

    収録されたデータは、歴史地震が733個と、1885年以降でマグニチュード4以上の地震が約3万個。地震の発生日時や震源の経緯度、震源の深さ、マグニチュード、震源地名が登録されている。外部ファイルから地震リストの追加・置換を行うことも可能だ。

    メイン画面は、上部が検索条件の指定エリア、下部がリスト表示エリアとなっており、発生日時や経緯度などを指定して、該当するデータを検索できるようになっている。検索条件は三つまで保存できる。特殊な検索として「震央距離範囲」検索がある。任意の地点を中心に、指定距離範囲内で発生した地震を検索するもので、中心位置は日本地図をクリックして指定できる。

    検索したデータをもとに、震源地の2Dおよび3Dマップを表示させることもできる。2Dマップでは日本地図上に、深さによって色分けされた震源が表示される。地図をクリックすることで、その近傍で発生した地震のデータを表示させることも可能。地域別累積放出エネルギーレベルも表示できる。さらに、2Dマップの任意の2地点を指定して、帯状領域の震度分布図を描かせることもできる。

    3Dマップでは、スライダを利用して地図を回転させたり、拡大・縮小させたりしながら、地震の震度分布を3次元的に表示・確認できる。そのほかにも、震源の深さ分布図を、深さの範囲ごとに分割しながら2D表示する機能もある。

    年次別/月別の地震発生頻度のグラフやマグニチュード累積曲線とその近似グラフ、確率分布の表示といった地震活動の統計処理を行うことも可能。理科年表データ表示機能もある。

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    reviewer's EYE reviewer's EYE
    実にいたれりつくせりで、機能の豊富な地震データベースソフトだ。さまざまな条件を指定して、詳細に地震データの分析ができるので便利。検索したデータをリスト表示するだけでなく、2Dや3Dのマップによってビジュアルに確認・分析できるのがうれしい。このおかげで、地震の研究など一度もやったことのない筆者のような素人でも、非常にわかりやすく楽しく、地震に関する知見を深めることができた。

    地震の調査や研究をしている人はもちろん、そうでない人にもお勧めのソフトだ。ともかく、地図やグラフを見ているだけでも十分におもしろく勉強になり、地震に対する興味が湧いてくる。小学生などが自由研究のテーマに利用するのもよいだろう。

    操作性はよく、非常に使いやすい。ただし、マニュアルの記載が非常に簡素なので、はじめて使う人はあちこちにあるチェックボックスやボタンをいろいろといじってみて試行錯誤する必要はあるだろう。操作の結果がたちまちビジュアル的に反映されるので、実のところ、この試行錯誤の過程がまた楽しいのである。

    (秋山 俊)

    ソフト作者からひとこと ソフト作者からひとこと
    ソフト開発の動機と背景
    耐震工学を専攻する私にとって、日本周辺の地震活動の様子を調べるために、地震観測資料のデータベース化を図ることはぜひとも必要なことであり、地震資料の収集と検索システムの開発に着手したのは、もうかれこれ20年以上も前のことです。それまでの大型電算機によるバッチ処理ではなく、ミニコンを個人で占有して使用できるようになって、初めて「データベースを検索する」ということができる時代になり、日本ミニコンのNOVAというミニコンで、FORTRANを使った文字だけの世界の検索システムを作りました。

    その後、計算機は、マイコン、パソコンと進化し、そのたびにプログラムを改編してきましたが、グラフィックが可能になり、震源分布図を描くことができるようになりました。しかし、MS-DOSの段階では、自分だけの個人的な使用に限られ、他人に使い方の説明をするというのは大変なことでした。Windowsの出現によって初めて、プログラムの説明がなくても、マウスをガチャガチャやっておれば、一応何らかの結果を得るためのプログラムが作れる時代が来て、これで一般の人にも利用していただける地震検索システムを作れることになりました。

    開発に苦労した点
    いまでこそ、地震が発生すると直ちに震源の位置やマグニチュードなどの地震に関する基本データが公表されますが、当時は、気象庁がほぼ1〜2年遅れで発行する地震月報に震源リストとしてまとめられていました。この中からマグニチュード4以上の地震を拾い出して、地震の発生年月日、時分、震源緯度・経度、震源深さ、マグニチュードをデータ化しました。手作業による地震データの更新は1995年ごろまで続けられましたが、ようやく、気象庁からCD-ROM化された地震カタログの発行され、また、東大地震研究所の吉井研究室のお陰で、最新の地震情報がインターネットを通して得られるようになり、地震データの追加更新が迅速に行えるようになりました。

    このような専門的なソフトが受け入れられるかどうか不安でしたが、沖縄県普天間高校の永井秀行先生の目にとまり、理科(地学)の時間で使っていただけることになりました。震源深さ分布図が描けないかというお話があり、いろいろな切り口で地震の深さがどうなっているか、立体的にみればどのように見えるのかというように、視覚的に楽しめる機能を付加しました。

    作者からの要望
    近いうちに東海地震・南海地震のように太平洋沖合に巨大地震が発生すると考えられていますが、こういうことがわかるのも、歴史地震に関する資料や近年の地震観測資料が整備されたお陰です。「EQLIST」は、この膨大な地震資料をどうすればおもしろく見てもらえるかということも考えてあります。多くの人に、自分の住んでいる地域の地震活動の様子を知っていただき、地震に関心を持っていただきたいと思っています。

    これからの予定
    「EQLIST」の基本的な機能は、検索された地震の震源位置を表示することにありますが、肝心の日本地図があまり正確ではありません。これも、20年も前に子どもの学習雑誌の付録の日本全図をデジタイザで数値化したもので、拡大するとぼろが出てきます。何とかしようと思って、国土地理院の数値地図を見ているうちにできたのが、「EQLIST」と同じようにVectorにライブラリ登録している「白地図MapMap」と「白地図KenMap」です。いまでは、こちらの方を多くの方々に利用していただいておりますが、なんとか、この数値地図と「EQLIST」とを結びつけたいと思っています。

    (鎌田 輝男)
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    ● 地震検索システム EQLIST Ver.3.3
  • 作 者 : 鎌田 輝男 さん
  • 対応OS : Windows 98/95/NT
  • 種 別 : フリーソフト
  • 作者のホームページ : http://www5b.biglobe.ne.jp/~t-kamada/index.htm


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    フリーソフト
    地震検索システム EQLIST 4.4 地震データ 2010年03月31日 日本周辺で発生した約3万個の地震データを検索し、震源情報とともに震源位置を地図上に表示 (2,945K)



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