相手がメッセージを開封し、了解したかどうかの確認をとれるネットワーク対応の掲示板システム。スタンドアロンまたはMicrosoftネットワークの共有フォルダなどを利用して運用する(システムの構築にあたっては、OS以外のソフトウェアは不要)。導入・運用は簡単に行える。開封確認機能があるため、「お知らせビューア」を利用するユーザは全員メンバー登録が必要。登録内容は「氏名」「フリガナ」「ID」「権限」「メールアドレス」の5項目。フリガナはソートに利用する。権限では「お知らせを作成することもできるか、読むだけか」が決まる。登録は、専用のメンバー登録ウィンドウのほか、CSVファイルのインポートによる一括登録で行うことが可能だ。
ビューアに掲示する「お知らせ」は、権限のあるユーザのみが作成できる。お知らせそのものはプレーンテキスト(全角で16,000文字以内)だが、各お知らせにはファイルをいくつでも添付することが可能。メッセージを読めるメンバーは、お知らせごとに指定できる。
作成されたお知らせは、初期設定では最新のものから10日分のタイトルがビューアの上部に一覧表示される。検索機能を利用することで、1日/1週間/1ヵ月前のお知らせを検索できる。「起動時に何日前までのお知らせを読み込むか」を設定することもできる。
タイトル行をクリックすることで、該当するお知らせの内容がビューア下部に表示されると同時に、「開封した」ことが記録される。また、お知らせを読んだあとに、「了解」したかどうかも登録できるようになっている。
各お知らせの開封・了解状況は、初期設定では、そのお知らせを読める全員が確認できるが、作成者のみがその確認を行えるよう、お知らせごとに設定することが可能だ。