あらかじめ指定されたWebページをチェックし、更新を検知するとユーザにメールで通知するWeb更新チェッカ。更新されたページまるごとをHTMLで送信できるほか、差分テキストのみの送信といったことも可能で、用途に応じて送信メッセージ形式を設定できる。ページ内容とは関係のないページカウンタなどをチェック対象から除外することも可能。更新チェック対象のURLは、IEの「お気に入り」からのインポート、表示中ページからの取り込みなどで簡単に行える。「お気に入り」からは、個別にURLを選択してインポートすることが可能。URLごとにユーザ名とパスワードを登録できるため、認証が必要とされるページも更新チェックの対象にできる。
ユニークなのは、検出「感度」を指定できること。変更の“大きさ”によって更新された/されないを判断するもので、例えばアクセスするたびに変化するページカウンタや広告が含まれるページを、チェック対象から除外できる。
指定ページの更新を検出すると、「Web2Mail」の画面に表示するとともに、指定メールアドレス宛に自動的に電子メールを送信する。この際、更新されたページそのものをHTMLで送信できるのが特徴。更新が検知されるたびに、ユーザはページ内容そのままをメールとして保存することが可能だ。ページに相対パスを参照するリンクタグが含まれる場合も、すべてのリンクを絶対パスに変換して送信できるため、受信メールからリンク先の内容を直接参照できる。
通常のHTMLメールではなく、IEで使われる「単一のアーカイブ形式(MHTML形式)」を添付することも可能。ブラウザはIEに限られるが、ページ中に含まれる画像なども一括して保存されるため、追加データの読み込みを一切行うことなくページを表示できる。逆に、ページに含まれる画像をすべて削除したり、テキスト変換したりした上での送信も可能。差分のみをテキスト送信するオプションもある。
更新通知メールの送信先アドレスは、システム全体で共通となるアドレスを指定できるほか、URLごとに個別に指定することもできる。そのほか、WWWC META Checkを最優先で検出するといった設定も可能。チェック間隔は1分単位で指定できる。