アルバムをめくるような感覚で画像ファイルを閲覧できるビューア。1ページあたり最大4×4カットを表示させることが可能。複数画像を表示するページ単位でスライドショウを楽しめる。画像の閲覧には、「ページビュー」「イメージビュー」の2種類のモードが用意されている。ページビューは複数の画像を並べて表示するモード、イメージビューはページビューから1枚の画像を選択して表示するモードだ。ページビューでは、紙のアルバムと同じように画像を配置し、各画像の下にファイル名を表示する(Mac OS X 10.2以降では、コメントの入力・表示も可能)。一度に表示する画像数を縦・横それぞれ1〜4の範囲で指定できるほか、複数のページビューウィンドウを開いて、別々の画像を表示させることもできる。
ユーザが操作してページの前後移動や指定ページへのジャンプを行えるのはもちろん、前後に自動的にページをめくるスライドショウで画像を閲覧することもできる。画像が1枚ずつ切り替わる一般的なスライドショウとは異なり、ページ単位で切り替わるため、ちょうど紙のアルバムをめくるような感覚で、複数の画像を閲覧できる。ファイル名などを含め、画面の表示イメージをそのまま印刷することも可能で、簡易アルバムを簡単に作れるようになっている。
画像の読み込みは、ダイアログからフォルダを選択するだけでよい。選択したフォルダ内の画像ファイルが一度に読み込まれる。サブフォルダ内のファイルを含めることもできる。
イメージビューでは、ページビューから1枚の画像をピックアップして表示する。画像の表示サイズを10〜1,000%の9段階で変更できるほか、画像形式やサイズ、作成・変更日、ファイルタイプなどの情報の確認、画像の回転や透過率の変更を行える。ファイルをTIFF/PNG/PDFなどの画像形式で保存することも可能だ。