「Alchemist 〜錬金術師の迷宮〜」は、「魔術師」「ファイター」「シーフ」など、さまざまな職業の冒険者がパーティを組んで力を合わせながら3Dダンジョンの中を探索するRPG。オートマッピング機能を搭載するほか、難易度が少し抑えめになっており、初心者でも気軽に古典的な3DダンジョンRPGを楽しめる。ゲームを開始するには、まず養成所でキャラクタを作成し、パーティを組んで装備を整える。あとは、ひたすらダンジョンの中を冒険して歩き回るだけだ。オートマッピング機能が用意されており、それまでに移動した範囲と現在位置を表示するマップをいつでも呼び出せるため、道に迷ってダンジョンから出られなくなるという心配は一切ない。
遭遇したモンスターと戦ってこれに勝利すると、経験値とGoldを獲得できる。時にはモンスターが宝箱を落とすこともあり、これを開けることでさまざまなアイテムを入手できる。ただし、宝箱は鍵がかかっていることが多く、開けられるのは、レベルアップで「鍵開け」の技能を獲得した「シーフ」のみ。そのため、パーティのメンバーに一人はシーフを入れておく必要がある。
養成所で登録できるキャラクタは20名まで。ゲーム開始時に選択できる職業は「ファイター」「ナイト」「シーフ」「学士」「僧侶」など8種類。選んだ職業によって装備できる武器や防具、レベルアップしたときに獲得できる技能などがまったく異なるので、一つの職業に偏らず、さまざまな職業のキャラを用意した方がよい。はじめは戦闘に有利な職業に就けておき、あとでクラスチェンジするといったことも自由にできる。キャラクタがレベルアップするにつれて、選択できる職業が増え、最終的には30種類の中から選べるようになる。
パーティのメンバーは1〜6人の間で自由に変更できる。また、パーティ内でのキャラの位置を、「前衛」「中衛」「後衛」から選べる。キャラの位置は、装備している武器の射程距離と密接に関連しているため、非常に重要。ゲームをうまく進めていくためには、防御力の弱いメンバーを後衛に回してかばうといった配慮も必要だ。