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ClipReader

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ClipReader
音声読み上げやランチャ機能も備えた高機能なクリップボード拡張ソフト
Windows XP/Me/2000/98/95/NT  フリーソフト
ClipReader
  • クリップボードの履歴を自動記録。ファイルに保存することもできる

  • ◎そのほかのスクリーンショット
  • ランチャ機能でファイルの実行やURLへのアクセスが可能
  • 履歴データの音声読み上げを行わせることもできる

  • 「ClipReader」は、クリップボードの履歴管理、音声読み上げ、ランチャの三つの機能を備えたタスクトレイ常駐型ユーティリティ。クリップボードに転送されるデータを自動的に記録し、再利用を可能にしてくれるという基本機能はオーソドックスなものだが、テキストデータだけでなく、BMP/JPEG/TIFFといったビットマップ画像やWAVE形式のデータなども記録できることが大きな特徴。設定により、取得可能なデータ形式の一覧から、実際に履歴に記録するものを選ぶことができる。

    メインのデータ一覧画面では、履歴リスト一覧を表示するほか、保持しているテキストや画像の内容をプレビューすることもできる。履歴データを利用する場合、対象のアプリケーションが【Ctrl】+【Insert】キーで貼り付け可能なものであれば直接貼り付けられる。【Ctrl】+【Insert】に対応していない場合は、いったんクリップボードへ転送した上で貼り付ける。リストから複数のデータを選択して、連続で貼り付けを行うこともできる。

    記録する履歴数は、ユーザが設定することが可能(初期設定では32個)。設定値を超えたデータは古いものから削除される。リストから消えてほしくないデータは、特に「保持データ」として保存しておけるようになっている。履歴データはWindows終了時に保存され、次回起動時に自動的に復元してくれるので、前日の状態を引き継いで作業を続けるといった使い方もできる。

    さらに、履歴データのファイル保存や、保存したデータのデータ一覧への読み込みも可能。保存形式は、さまざまなデータを統一的に扱える「ClipReader」独自の形式のほか、テキストやBMP/JPEGなどの一般的な形式で行うこともできる。

    音声読み上げ機能は、Microsoft Text-to-speech engineなどの音声合成エンジンと組み合わせて、履歴データ内のテキストやクリップボードに転送されたテキストを自動的に読み上げてくれるもの。「仮想カレット」という機能で、テキストの任意の部分だけを読み上げさせることもできる。文字の読み上げ方は細かく指定することが可能。また、特定の文字で始まる行などで音声を自動的に切り替えたり、読みの難しい固有名詞などは独自の読み下しデータファイルで対応したりといったオプションも利用できる。

    ランチャ機能は、実行ファイルのパスやWebページのURLを登録しておき、すばやく起動やアクセスを行えるようにしてくれるものだ。

    データ一覧画面の表示から、貼り付けやプログラムの起動まで、ほとんどの操作をキーボードショートカットから行える。ボタンやメニューコマンドがなくショートカットからのみ操作できる機能も多い。履歴データはリスト内の順番によって管理されているので、番号を指定して、ショートカットでデータを直接貼り付けることもできる。

    そのほかにも、パターンマッチングでテキスト内の特定の場所へジャンプする機能や、タイトルバーの文字、リストやコンボボックスの項目までを含めたアクティブウィンドウの内容をコピーする機能など、多彩な機能を備えている。

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    reviewer's EYE reviewer's EYE
    クリップボードの機能を拡張するソフトはたくさんあるが、テキスト以外のデータ形式まで対応するものはあまり多くはない。しかも、履歴リストを表示する画面上でプレビューまでできるとなると、これまでこの種のソフトには縁がなかった人にとっても注目したいソフトといえる。また、「テキスト主体で画像は扱わない」というユーザから見ても、Windows終了時の履歴データ自動保存やファイル保存機能はなかなか魅力的だ。

    ほかにもWebページからワンタッチでテキストデータのみ(タグなどは含まない)を取り込んだり、アクティブウィンドウのタイトルを取り込んだりといったユニークな機能が目を引く。

    欠点というには忍びないが、豊富な機能を使いこなすにはキーボードショートカットを積極的に活用する必要があり、この点は要注意だろう。ウィンドウやポップアップメニューを見ただけではわからない機能もあるし、ショートカット操作は可能でも、初期状態ではキー設定が行われていないコマンドもある。

    登録済みのショートカットについても4個のキーを同時に押さなければいけないものなどがあり、キーボード慣れしていない初心者ユーザにとっては、クリップボードを活用するという以前に、操作面で敷居の高さを感じてしまうかもしれない。

    逆に、従来の同種ソフトにものたりなさを感じていた上級ユーザにとっては、試す価値が十分にある一本といっていいだろう。

    なお、音声読み上げができない場合は、Microsoft Agent downloads for end-usersのページから「Text-to-speech engines(Japanese)」「SAPI 4.0 runtime support」をダウンロードしてインストール必要がある。

    (福住 護)

    ソフト作者からひとこと ソフト作者からひとこと
    ソフト開発の動機

    他の開発の息抜きに作りはじめたのがきっかけです。ちょうどそのころ、視覚障害者が、環境によってはヘルプの読み上げに苦労しておられると聞き、「じゃ、クリップボードデータを仮想カレット機能を付けて読み上げさせればいいだろう」と考え、音声機能を付加することにしました。

    開発中に苦労した点

    苦労したのはデフォルトのキー設定です。このプログラムは一般ユーザとともに、視覚障害者にも使っていただくことを念頭に置いています。視覚障害者が使うスクリーンリーダーとのキー衝突をさけるため、汎用コマンドのほとんどに、【Shift】+【Ctrl】+【Alt】+【主要キー】という4点押しを採用せざるを得ませんでした。

    キーカスタマイズついても、一般ユーザ、視覚障害者がともに使いやすい形を模索しています。

    ユーザさんにお勧めする使い方
    よくある「貼り付け」や「連続貼り付け」については、ここでは触れません。余技的な機能を2点だけ説明させていただきます。

    文字コードではShift JIS/EUC-JP/JIS/UTF-7/UTF-8/UTF-16をサポートしています。画像ではJPEG/BMP/EMF/WMF/PNG/PCX/TGAをサポートしています。だからファイルから読み込み、ファイルへ保存することにより、文字コードの変換や画像形式の変換が可能です。

    あるいは「アクティブなウィンドウからコピー」コマンドは、ツリービューやリストビューやIEの表示を取得します。例えば、エクスプローラの表示内容などは一発でCSVになります。その他、ウィンドウからちょっとした文字列を得たい場合などに、便利だろうと思います。

    今後のバージョンアップ予定
    検索機能、部分文字列のコピー機能などを付加したいと思っています。ユーザさんからいただくご意見、ご要望などを参考に、少しずつ改良を重ねていくつもりです。

    (Kazuhiro Kito)
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    レビュー記事一覧



    ● ClipReader Ver.1.0.3.2
  • 作 者 : Kazuhiro Kito さん
  • 対応OS : Windows XP/Me/2000/98/95/NT
  • 種 別 : フリーソフト
  • 作者のホームページ : http://www.kazusoft.com/
  • 補 足 : 動作にはMFC42.DLL、MSVCRT.DLLが必要。また、音声読み上げ機能を使うにはSAPI 4.0/5.x準拠の音声合成エンジンが必要。このページからダウンロードできる


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    フリーソフト
    ClipReader 1.083 貼り付け、連続貼り付け、LANでのデータ交換可能 画像もOK (1,538K)



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