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HistCalc

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HistCalc
3重括弧までの四則演算が可能な、履歴付き電卓ソフト
Windows Me/98/95  シェアウェア
HistCalc
  • 入力した数値を履歴表示できる四則演算専用電卓

  • ◎そのほかのスクリーンショット
  • 入力した計算式と結果の履歴を表示、編集できる「計算記録」
  • テキストファイルに記述されている計算式を一括して実行できる「一括入力」

  • 「HistCalc」は、計算式内に3重までの括弧(カッコ)を利用できる、履歴機能付き電卓ツール。自動的に記録される計算式や結果を編集して、計算し直すことができる機能や、計算式を一括入力できる機能を持つ。計算は四則演算のみに対応する。

    計算式の入力方法は、マウスクリックかキーボードで行う。画面の左半分に履歴リスト、入力ボックス、これまでの結果履歴が表示されている。入力ボックスの左には現在の演算子を表示できるのでわかりやすい。「=」を入力して計算結果が得られるたびに、計算履歴と結果が自動的に記録される。記録された結果はあとから別の式で再利用することも可能だ。

    履歴リストは0〜3の4枚のタブ(ページ)で構成される。ユーザが主に参照するのは計算式を表示する0タブだが、括弧で囲んだ数式を入力すると、自動的にタブ切り替えが行われる。この1〜3の3ページにより、3重までの括弧を計算できる仕組みだ。括弧内で計算された数値は0タブ内でイタリック表示される。なお、1〜3タブの履歴はそれぞれのタブ内にあるイタリック数字をダブルクリックすることで参照できる。

    特徴的な機能の一つとして、入力された計算式を保持しあとから計算式を参照・編集できる「計算記録ウィンドウ」がある。記録された中から任意の式を取り出して再編集することが可能で、再計算した式を記録に追加することもできる。

    また、「一括入力」も特徴的な機能の一つ。複数の計算式をまとめて入力して一括で計算できる機能で、各行にひとつの計算式を記述したテキストファイルを読み込んで実行することもできる。マクロ機能も備え、A〜Zのアルファベットのうち10個までを変数として利用した計算処理にも対応している。

    「オプション」の設定により、【Enter】キーを「+」や「=」の代わりに使用したり、【NumLock】制御のON/OFFで、【;】/【:】キーの入力を「+」/「*」として利用できる。計算式を入力すると入力ボックスに自動フォーカスする「スムーズ入力」や、履歴の括弧内を参照中でも式の続きを入力できる「入力継続」機能のON/OFFも可能だ。外観のカスタマイズにも対応し、表示色の変更、履歴リストの表示/非表示、テンキーボタン(使わない/下に表示/横に表示)、フォントの変更が行える。

    そのほか、簡易ランチャ機能や、同作者の簡易計算アプリケーション「ちょいヘルパー」とのデータ送受信にも対応している。

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    reviewer's EYE reviewer's EYE
    関数機能を備えず、シンプルで使いやすさを追求した四則演算専用電卓。加減乗除の四則演算と、3重までの多重括弧による優先順位をつけた演算に対応している。

    入力した計算式は履歴リストへビジュアルに表示され、計算式の入力を間違えたときの訂正や、計算式の途中への履歴挿入に対応するのがセールスポイント。計算式の途中にエラーがあっても式の入力は継続できるので、エラーを修正すれば、入力した計算式が無駄にならない。

    一般の電卓では「M+」ボタンを用いて計算結果をメモリに加算していくが、「HistCalc」は、「=」が押されて計算結果が表示されたときに自動で個別保存される。個別に保存された計算結果は、次の計算式を入力するときに再利用できるので便利だ。

    そのほか、「一括入力」もおもしろい機能。各行にひとつの計算式を記述していき、定型化されている計算処理を実行できる。消費税計算のような定型処理があるならば、順番に行う計算をテキストファイルに記述してまとめて実行するとよいだろう。変数に対応しているのはよいが、四則演算処理にしか対応していないのが、非常に惜しく感じられた。

    (川越 裕之)

    ソフト作者からひとこと ソフト作者からひとこと
    ソフトを開発しようと思った動機、背景
    「Windows付属の電卓や、通常の電卓で……途中で入力を間違ったら、すぐに訂正できますか?」
    「電話などで計算を中断したとき、どこまで入力したか覚えてますか?」
    「いくつかの計算結果をメモリで合計したいとき、『M+』キーを押し忘れたことはありませんか?」
    「『÷10』の計算を間違って『÷0』と入力し、それまでの計算をパーにしたことはありませんか?」
    「同じ計算式でちょっとだけ値を変えて計算し直したいとき、長い式だとうんざりしませんか?」

    「お手持ちの電卓で、『5×−(8−4)=』を計算してみてください。多くは5、×、(、8、−、4、)、+/-、=のように『+/-』を『)』のあとに入力する必要があるのです。(値が表示されている状態でないと『+/-』ボタンが無効だから)このとき『+/-』ボタンを忘れず押せますか?」

    これらの問題について私なりに答えを出したのが、この「HistCalc」です。

    開発中に苦労した点
    訂正しやすく、かつ括弧の計算を実現するのにとても苦労しました。計算方法を3通り持たせるのも大変でした。2回試作したあとにやっと、いまの内部処理に落ち着きました。プログラミングの経験がある方には、この苦労をわかっていただけることでしょう。途中で挫折しそうになりましたが、何とか妥協せず完成させることができました。

    ユーザにお勧めする使い方
    初期状態ではテンキーそのほかのボタンが表示されていますが、使い慣れてくればマウスでなくキーボードで入力すると便利です。各ボタンがどのキーに割り当ててあるかは、メニューで操作すればわかります。テンキーの表示はなくすこともできます。「ちょいヘルパー」で計算した値を「HistCalc」で受け取ることができるので、合わせてお使いになるといいでしょう。もちろん「HistCalc」の「!/実行」メニューにちょいヘルパーを登録して。

    今後のバージョンアップ予定
    私としては、いまの出来映えにとても満足しています。相変わらず関数機能を追加するつもりはありません(笑)。一括入力のマクロと計算記録ウィンドウでも、「ちょいヘルパー」との間で値を受け渡し可能にする予定です。できればメインウィンドウもサイズを拡大できるようにしたいのですが、フォントやボタンを含めレイアウトがくずれないように(Delphiで)どうやるのかわからないので、お約束できません。ご存知の方、教えてください……(^^;)。また、Windows XPでの動作を可能にします。

    ひとこと
    コンピュータで計算するのだから、通常の電卓にはない機能を目指しました。特に、入力の方法(間違えたときの訂正や、負号を計算式の通りに数値の直前に入力する)に工夫を凝らし、各機能はキーボードで操作できるようショートカットを設けてあります。逆に、日常使わないと思われる(?)関数機能は一切ありません。必要最小限の機能を便利に実現することができたのではないかと思います。たくさんの数値を計算するときには、きっとお役に立つでしょう。

    (アラジン)
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    レビュー記事一覧



    ● HistCalc Ver.1.60
  • 作 者 : アラジン さん
  • 対応OS : Windows Me/98/95
  • 種 別 : シェアウェア
  • 作者のホームページ : http://hp.vector.co.jp/authors/VA025037/
  • 補 足 : 試用期限は90日または60回まで。試用期間を過ぎると一部の機能が使えなくなる


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    シェアウェアプロレジ・シェアレジ(864円(税込))
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