遊び心溢れる機能を多数備えたテキストエディタ。「ことわざ辞典」など、実用性の高さも兼ね備えている。「rimshot」は、ユニークさと実用性とを兼ね備えたリッチテキスト対応のテキストエディタ。一般的なテキストエディタの持つ入力・編集機能に加えて、グラフや顔文字を作成して出力できる機能など、一風変わった機能がある。ことわざ辞典なども備え、アイデアを練るところから支援してくれる。
メイン画面は、エディタ部の上にボタンが並ぶシンプルなインタフェース。標準の文字色やサイズ、背景色などをユーザが設定できるほか、指定文字列のフォントやサイズ、文字色も選ぶことができる。また、文字を太字や斜体にしたり、文字列を中央や右に揃えることも可能。文字のサイズや色をランダムに変更する「おまかせ」機能も装備する。
一般的なテキストエディタに見られない機能として「ことわざ辞典」「writers inspire」がある。「ことわざ辞典」は、さまざまなことわざを一覧で参照できる機能で、リストのことわざをクリックすると下部に意味が表示され、ダブルクリックで文章に挿入することが可能だ。「writers inspire」は、ランダムで人名やキーワードを表示してくれる発想支援ソフト。小説やゲームを作成する際に必要な項目が用意されており、それらを選択すると、ランダムで一例が表示されるようになっている。
「簡易グラフ作成」「文字線ツール」といった機能を利用して、さまざまな文字列を入力できることも特徴のひとつ。「簡易グラフ作成」は、線や四角を使ってグラフを作成する機能で、「rimshot」の持つ機能の中でも特にユニークなもの。数値を五つまで入力して、それらを比較することができる。1文字分の長さや最大値を同時に設定することが可能だ。「文字線ツール」は、記号を並べて線のように見せる機能。★や●といった記号や文字と、線の長さを入力するだけと操作も簡単だ。また、「特殊効果」機能を使えば、記号とスペースを組み合わせて手軽に雪や星空といったイメージを作り出すことができる。そのほかにも、カスタム顔文字を作成できる顔文字作成機能を搭載し、好きなパーツを選択するだけで、気分や内容に合わせた顔文字が作れる。
このほか、readmeファイルやHTMLファイルを作成するためのテンプレートを装備。必要事項を入力すると、一般的なreadmeファイルと同様のテキストを作成できる。HTMLファイルの作成は、テンプレートのタイプと色を選択できる。住所やメールアドレスなど入力することが多い単語は「ユーザー定型」として登録しておくことが可能だ。