プレビュー画面に切り替えて、確認しながらHTMLやXMLファイルを編集できるHTML/XMLエディタ。「ToEditor for HTML」は、プレビュー機能を備えるタグ挿入型HTML/XMLエディタ。エディタ画面とメニューボタンというシンプルなインタフェースながら、ショートカットキーによる入力支援機能など、充実した編集機能を持つ。画面下部のタブでソース画面とプレビュー画面を切り替えられるのが特徴で、プレビュー画面でブラウザに表示したときの結果を確認しながら、編集を行える。
エディタ画面では、タグの色分け(カラー)表示に対応し、テキストとタグとを容易に区別することができる。カラー表示の有効/無効の切り替えはメニューからワンタッチで行うことが可能。カラー表示の自動更新機能をONにしておくと、編集中の行からカーソルを移動させるとすぐに変更が反映され、挿入したタグがカラー表示されるようになる。
ファイルを新規作成する際にドキュメントの種類を選択すると、<META>や<BODY>といった基本的なタグが書かれたテンプレートが挿入された状態で作成される。そこに本文を入力していけばよく、より簡単にHTMLを作成可能だ。また、「元に戻す」「やり直し」操作は無制限に行えるので、何度も編集・修正できる。
タグ挿入をショートカットキーで行うことも可能で、あらかじめ28種類のHTMLタグにショートカットが割り当てられている。別ウィンドウに表示されるショートカットキーの一覧表を見ながら、すばやくタグを挿入することができる。ショートカットキーの割り当ては、ユーザが自由にカスタマイズすることが可能。さらに、リンクや画像を挿入する際は、ポップアップウィンドウでURLやファイル名を入力すれば、タグを追加してくれる。「&」や「<」といったHTMLの特殊記号を一発で入力してくれる機能も搭載。このほか、カラーコードも選択画面から色を選ぶだけで取得、挿入できる。
ユニークなのが、ファイルを最後に更新した日付を自動挿入する機能。「最終更新日」というメニューを選択すればよく、ファイルを保存したりプレビュー表示するたびに、最新の日付に更新してくれる。日付の表示形式は、オプション画面で変更できる。