モンスターバトルゲームをベースにした、楽しみながら記憶力の増強を図れる学習支援ソフト。「Bright Brain」は、問題に繰り返し答えることで記憶力を高める効果を狙った学習支援ソフト。単調な繰り返しでユーザが飽きないよう、解答の結果をモンスターバトルゲームに反映させている点が最大の特徴。問題データはCSV形式のテキストファイルになっており、ユーザが表計算ソフトなどを使って簡単に自作することができる。
問題の作成では、オプションでさまざまな設定を行うことが可能。複数の解答候補の中から正解を選択する「選択問題」と、ユーザが直接、解答を入力する「入力問題」の2種類を指定できるほか、問題のランクをRankE(易)からRankA(難)までの5段階で設定することが可能で、学習時にRankEから順次勝ち上がっていくトーナメント形式とするか、最初から好きな順番ですべてのランクの問題にチャレンジできる形式にするか、なども指定できる。
また、プレイ開始に先立って、これから出題される問題を「問題ボード」画面に表示させることも可能。「問題ボード」では、正解の一部を伏字にしてヒントとするといったような設定も細かく行える。
ゲームは、ユーザの操るモンスターとコンピュータの操るモンスターによるバトルで勝敗を決する。バトルは、まず互いに相手を攻撃するために使用する技を指定し、その後は、どちらかがその技を発動できるだけのポイントがたまるまで、問題に答え続けていく。正解した方がポイントを取得し(双方正解の場合は、引き分けで次の問題に進む)、ポイントがたまってどちらかが技を発動すると、双方のポイントが0になる。この操作をどちらかのHPが0になるまで繰り返す。
各設問の開始前には、技の発動ポイントとなる「エサ」を賭けるかどうか、ダメージや得点を増やす効果のあるアイテムを使用するかどうかを、ユーザが選択することができる。使用できる技の数は最初1つだけだが、勝ってレベルが上がるにつれて使える技が増えてゆき、RankAのボスを倒すことで最大4種類の技を覚えられる。