メールサーバを定期的にチェックして、着信があると即座にプリンタで印刷してくれるソフト。「APMail」は、メールの着信をポップアップウィンドウなどで通知するのではなく、直接印刷して教えてくれることが特徴のメールチェッカ。メールの内容を確認するのにメールソフトを起動する必要がなく、FAXのような感覚で利用できる。マルチアカウントに対応する。
タスクトレイに常駐して、指定間隔で自動的にメールをチェックする。メールが着信すると、送信者/宛先/送信日時/件名のヘッダを追加して、メールをプリントアウトする仕組みで、環境設定で受信サーバ名などを指定するだけで、すぐに使える。チェック間隔は1分単位で指定することが可能。もちろん、タスクトレイメニューから選択して、任意の時点でメールチェックを実行することもできる。
マルチアカウントに対応し、複数のアカウントを登録してメールチェックを行うことが可能。さらに、各設定アカウントに対して複数のメールアドレスを登録できるようになっており、指定アドレスのみメールチェックを行うこともできる。
環境設定では、メール(POP3)サーバ名やユーザ名、パスワードといったメールの受信に必要な設定を行えるほか、出力するプリンタの選択や、プリントアウト時に使用するフォント/サイズ、スタイル(太字・斜体などの装飾)などの設定を行うことができる。着信メールに添付ファイルがある場合は、指定フォルダに保存することも可能。プリントアウト後に、メールをサーバから削除するオプションもある。
そのほか、通信ログの保存やプロキシサーバの使用などをオプション設定することができる。プリントアウト時に、用紙の上下左右4ヵ所に対して個別にピクセル単位で余白を指定することも可能だ。