日本各地の過去10年間の天気概況をビジュアルに表示するソフト。「ビジュアルお天気メモリ」は、日本各地の都市と日付を選択して、過去10年間分の天気概況を、アイコンや背景色を変化させて視覚的に表示できるソフト。日本各地に点在するすべての気象台・測候所、155地点の天気概況データを備えており、1992年から2001年までの同日付の天気、最高気温、最低気温を表示する。天気はお日様マークや傘マークといったアイコンで、また最高・最低気温は、気温に応じた背景色付きで、数値表示される。
天気概況は、表示開始年を1990年または1991年からに変更することも可能。起動時に表示する都市を指定することもできる。表示都市の変更は、「ファイル」メニューから地方区分を選択し、表示される地図ウィンドウで、都市名かラベルをクリックするだけと簡単だ。
起動時に表示されるメインモードでは、任意の1地点の10年分の天気概況、最高・最低気温、地図・カレンダーが表示される。気温の表示/非表示や、日照時間、降水量、降雪量、積雪量といったデータを表示することもできる。画面は、地図・カレンダー表示、横棒グラフなど、表示データに応じて変化する。また、天気概況、最高・最低気温に表示を絞った「ミニ画面表示」も指定可能。
画面表示は、メインモード以外にも「3地点比較モード」「4日連続モード」が用意されている。3地点比較モードを選ぶと、3ヵ所の都市を横に並べた形で天気概況が表示できる。このモードでは、天気概況、最高・最低気温、日照時間・降水量、降水量に加え、切り替えにより積雪量の表示/非表示が選択できる。1日単位での日付切り替えに加え、1週間単位での切り替えにも対応している。
4日連続表示モードでは、同一都市の天気概況を4日連続して表示できる。表示データは、1991年から2001年の11年間分。気温、降水量、降雪量の表示/非表示が可能で、4日単位の日付切り替えも可能だ。
また、一定時間ごとに日付を進めながら天気概況を表示する自動表示モードが用意されている。日付を進める時間の間隔を、1秒、2秒、3秒、4秒〜10秒の任意の中から設定できる。自動表示モードは、すべての画面表示モードで利用することが可能だ。
なお、表示される天気概況は、表示画面の状態で印刷することが可能で、背景を白地やグレーバックで印刷することもできる。