ファイルの属性やタイムスタンプ、連番を付けたファイル名、拡張子、ファイル名の大文字・小文字といったプロパティを一括変換できるソフト。「プロパティ喫茶」は、ファイルの属性やタイムスタンプをはじめ、連番付きファイル名や拡張子の変更、ファイル名と拡張子の大文字・小文字をまとめて変更できるファイルプロパティ変換ソフトだ。画面の「属性」「日時」「連番」「拡張子」「大小」の各タブをクリックして変更する項目に切り替え、変換内容を設定する。設定完了後、ファイルやフォルダを「プロパティ喫茶」のウィンドウにドラッグ&ドロップすれば、サブフォルダも含め、フォルダにある全ファイルをまとめて変換してくれる。
「属性」では、「読み取り専用」「隠しファイル」「アーカイブ」の属性をまとめて変換できる。ラジオボタンで、変更したい属性の「設定」または「解除」のいずれかを選び、変換する必要のない属性には「変更なし」を選択する。
「日時」では、ファイルの作成日時と最終更新日時のタイムスタンプを、指定した日付と時間に変換する。「作成日時」「最終更新日時」「両方」の中から、変更したい項目を選択し、変換したい日付と時間を指定する。
「連番」では、通し番号を割り振りながら、ファイル名を変換できる。番号を割り振る順序は、名前/ファイルサイズ/新しい日付/古い日付の中から選択可能。選択した項目の昇順に番号が割り振られる。番号の前に付加する文字列を設定することも可能で、例えば「Hanami」と指定すれば、「Hanami01」「Hanami02」のようにリネームしてくれる。なお、連番は99999999まで振ることができ、ファイル名に付加される数字は変換対象のファイル数に応じて変化する。
「拡張子」では、変換対象とする拡張子を左のプルダウンボックスに、変換後の拡張子を右のプルダウンボックスに入力して、拡張子の一括変換を行える。
「大小」では、ファイル名や拡張子に使われているアルファベットを、大文字→小文字または小文字→大文字に統一できる。「小文字に変換」「大文字に変換」いずれかを選択するが、「拡張子のみ変換」にチェックを付けると、ファイル名は変換されず、拡張子の大文字・小文字変換が行われる。