仮想の島で小鳥風のキャラクタになり、チャットやアイテム集めなどを楽しめるコミュニケーションソフト。「mongocco!(もんごっこ)」は、ネットワークを利用した新しいタイプのコミュニケーションソフト。ユーザは、仮想空間内の「もんご諸島」という島々からひとつを選んで独自のワールドを作成し、そこに棲む「もんごっこ」という生き物になって、他の参加者とチャットを楽しめるようになっている。公開モード/非公開モードの2種類を選択することが可能で、公開の島でいろいろな相手と知り合ったり、利用者限定の島を作って特定の友達と遊んだりと、さまざまな楽しみ方ができる。
利用できるモードは、公開モードである「Open World」と、非公開モードである「Closed World」の2種類。「Open World」は、インターネットネット上のロビーサーバに接続するモード。試用中のゲストユーザも参加可能な完全オープンの島のほか、登録ユーザのみが利用できる島、パスワードがないと入れない島を作ることができる。「Closed World」は、IPアドレスを指定して接続するモードで、IPアドレスを知っている仲間内のユーザだけで楽しめる。
ユーザは、「Open World」「Closed World」に各1体ずつのアバター(自分が操作するもんごっこ)を作成することが可能。World内では、他の参加者を見つけてチャットを楽しむことが基本で、テキストチャット以外にも自分のアバターにいろいろな動作をさせたり、エモーションというアイコンを使って感情を表したりできる。また、島内の特定の相手とだけ話ができる秘話機能も備えている。
チャットのほかには、島内に落ちているアイテムを拾って食べたり(体力回復の効果がある)、いくつかの島にある「おみせ」に行って「どんぐり」と交換したりできる。「どんぐり」は、World内での通貨であり、ためればそれで買い物をできるようになっている。島によっては毒グモが発生しているところがあり、これをパンチやキックで退治して「おみせ」へもって行くと、「どんぐり」と交換してくれる。
Worldに参加中は、自分の所持アイテム、Worldに参加しているメンバーの一覧、他の参加者の識別を容易にするフレンドリストなどを表示できる。悪質なマナー違反者などは、オーナー(Worldの作成者)のブラックリストに登録することで、以後の参加を拒否することが可能だ。
そのほか、ログオン前には「思い出帳」で過去のアクセス履歴やチャットのログを表示することができる。