フィールド中央に出現するブロックを画面の上部と下部に振り分けながら消してゆくブロック消去型アクションパズルゲーム。ブロックの使い方により、何重もの連鎖を引き起こすことができる。「AntiGravity」は、同じ色のブロックを3個以上並べて消してゆく「落ちゲー風」のアクションパズルゲーム。ゲームの基本的なルールは、通常のいわゆる「落ちゲー」とほぼ同様。2個が横に並んだ形で出現するブロックを積み重ね、同色のブロックを縦・横・斜めのいずれかに3個以上並べることで消せる。時間の経過により、ブロックの出現速度が増して難易度が上がっていく点や、連鎖によって高得点を得られる点なども「落ちゲー」と同じだ。ただし、「AntiGravity」ではブロックは上から落ちてくるのではなく、フィールドの中央に出現する。プレイヤーが状況を判断しながら、ブロックを上下いずれかに振り分けられるようになっているのが特徴。ブロックの消去が間に合わず、積み重なる上下いずれかのブロックがフィールド中央の「シュワルツシルドライン」まで達してしまうとゲームオーバー。
中央に出現したブロックは、上下に振り分ける前に、(1)左右に移動させて積み重ねる列を指定すること、(2)ブロックの左右の色を入れ替えることが可能。出現するブロックには通常の単色ブロックのほか、金・銀・銅の3種類の「特殊ブロック」がある。特殊ブロックは、同じ色の特殊ブロックでなくても3個以上並びさえすれば消滅する。また、積み重なった状態のとき、他のブロックがぶつかっただけでも消滅する、文字通り“特殊な”ブロックである。
一定時間経過後に上下の底からブロックが一段せり出してくる「ハングブロック」があり、うまく利用することで、連鎖のきっかけとすることができる。
ゲームの難易度は「BEGINNER(初級)」「MIDDLE(中級)」「ADVANCE(上級)」の3段階から選択できる。そのほか、設定により、BGM/効果音の有無や、画面モード(WINDOW/FULL)を変更することが可能だ。