ファイルの再配置を行うことでディスクアクセスを高速化するためのデフラグソフト。パソコンを使用しているうちにドライブのディスクアクセスが遅くなることがあるが、この状態を解消してくれる。「PerfectDisk」は、断片化されたファイルを特定し、連続した状態に配置しなおすための最適化ソフト。100GB以上の大容量のハードディスクも、一度の実行で高速に最適化できる。ファイルの最適化だけでなく、断片化された空き領域も連続した状態に再配置することで、大容量のファイルを断片化することなく新規に書き込める。「SMART Placement」という新しいファイル配置方式を採用し、ファイルを効率よく再配置できるのが特徴。
「SMART Placement」は、書き換え頻度が高いファイルと低いファイルを識別し、書き換え頻度の高いファイルを空き領域に近い場所にまとめて再配置する方式。これにより、空き領域を利用してファイルを書き換えられるため、ファイルの再断片化を防ぐことができ、ディスクのパフォーマンスを長時間持続することが可能となる。
Windows標準のデフラグツールでは最適化できないページファイルやハイバネーションファイルの最適化も実現。また、特定ファイルのみを除外ファイルとして最適化の対象から外すことや複数ドライブの同時デフラグにも対応している。
また、システムファイルなどOS起動中にデフラグを実行できないファイルはオフライン時に実行できるようになっている。通常ではデフラグできないファイルでも実行できるため、一度のデフラグで100%近い結果を得られる。
定期的な実行の設定も簡単。ローカル/ネットワークのスケジューリング機能では、ウィザードに従って、1日ごとや1週間ごとといったスケジュールを簡単に作成できる。ネットワークスケジューリング機能では、ネットワーク上のコンピュータを選択でき、複数のコンピュータの最適化を1ヵ所で集中して管理できる。ローカルスケジューリング機能は、バックグラウンドで最適化を処理してくれるので、作業を中断することなくデフラグを行うことが可能だ。
スケジューリングによる時間間隔のほか、断片化のレベルによって最適化を行うかどうかを設定することもできる。
処理に必要なハードディスクの空き領域はわずか5%でよいという点も特徴のひとつ(Windows標準のツールでは最低15%必要)空き領域が少ないドライブでも利用することが可能だ。