ソフトを開発しようと思った動機
本ソフトはもともと「Webくいっくサ〜チでじ?」という名称で公開しましたが、会社名に含まれる「デジ」というキーワードを無理に付けた結果、時間が経つにつれてイマイチだなと感じられるようになってきたため、バージョンアップついでに名称も変更することにしました。弊社がソフトウェア開発という仕事を行っている関係で、プログラミングに関する情報などをインターネットで検索するという動作を日常的に何度となく繰り返します。その場合、まずブラウザを起動して、お気に入りから検索ページを選択し、マウスカーソルをキーワード入力欄に当て、IMEを起動し、キーワードを入力して検索を行います。たまに行うのならそれでも我慢できるのでしょうが、頻繁に行う作業としては耐え難いものがあります。そこで、できる限り少ないステップで検索が行いたいという横着な作者の欲求を満たすために、忙しい(?)仕事の合間(!)に開発を行いました。
検索手順が簡単であればあるほど、インターネット検索を使う機会が増え、インターネットをより有益なものに感じることができるはずです。ブロードバンド環境が普及した現在においてはなおさら、インターネット検索をより身近にする本ソフトのようなツールが必須であると考えます。
こだわり
1. 考えられ得る最小ステップであること
本ソフトでは、通常の検索であれば「ファンクションキーで起動」→「キーワード入力」→「指定の検索サイトで検索」の3ステップで検索が行えます。また、選択中の文字列であれば「起動」→「検索」の2ステップ、ホームページ中のリンクが貼ってないURLに関しては1ステップで表示することができます。
2. 動作が機敏であること
いくらステップ数が少なくても動作が緩慢では意味がありません。高速に動作させるため、またプログラムサイズを徹底的に小さくするために、C言語を使って作成されています。
3. インストールが簡単であること
最初にプログラムを実行して検索ウィンドウを表示するためのホットキーを指定するだけで、以降ホットキーを使って起動でき、次回からのWindows起動時に自動的に起動します。アンインストールも、プログラムを終了してファイルを削除するだけです。設定内容は、レジストリを使用せずに設定ファイルに保存しています。これは、むやみにレジストリを汚さないという点で、本ソフトのような「ちょっと試してみようかなという小物的ソフト」には向いている選択であると思います。
お勧めの使い方
1. 設定項目でチェックをたくさん付ける
設定においてチェック項目の多くが横着するためのものですので、たくさん付けると、それだけ横着することができます。
2. 「Googleで一発検索」を使う
検索サイトGoogleの機能を使用することにより、検索結果ページを経ずに有名サイトを一発で表示することができます。例えば、ベクターさんのサイトであれば、「ベクター」と入力し、(初期設定では)【F5】キーを押すだけです(有名じゃなくても「デジ・デジ・デイ」はOKでした)。
3. 見廻り機能でメディアファイルを見廻る
見廻り機能は、よく見るサイトを順に表示するのに大変便利な機能ですが、使い道はそれだけではありません。ムービーや画像、音楽ファイルでさえも関連付けされたアプリケーション(または指定のアプリケーション)で順に開いていくことができます(実際にはどんなファイルも開けるのですが、ファイルをダブルクリックするたびに新しいウィンドウが開かないタイプのアプリケーションの方が向いているかもしれません)。また、ショートカットが保存されたフォルダを見廻り先にすれば、簡易的なプログラムランチャにもなります。
(デジ・デジ・デイ)