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4Way-Security 機密ファイル保全

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4Way-Security 機密ファイル保全
ファイルの完全削除や暗号化など、4種類の機能を備えたセキュリティソフト
Windows XP/2000/98/95/NT  製品:試用可
4Way-Security 機密ファイル保全
  • ファイルやフォルダを完全に削除し、復旧できないようにする

  • ◎そのほかのスクリーンショット
  • 登録しておいたリストから簡単に暗号化用パスワードを選択できる
  • 保全ファイルに登録しておくと、Windowsの終了・起動といっしょに暗号化/複号化してくれる

  • 4種類のセキュリティ対策をファイルに施せるエクスプローラライクな外観のセキュリティソフト。

    「4Way-Security 機密ファイル保全」は、その名の通り4種類の機能を持つセキュリティソフト。ファイルを完全に削除できるほか、ディスクの空き領域に残ったままのデータを消去して復活できなくしたり、ファイルを暗号化したりといった処理を行い、総合的にデータの安全性を確保する。

    メイン画面は、左上の「フォルダリスト」、左下の「ファイルリスト」、右側の「対象リスト」の、エクスプローラライクな3ペイン構成。画面上部には、機能ごとのタブが配置されている。機能の詳細は以下の通り。

    1. 空き領域のファイル痕跡の完全削除
      ファイルをゴミ箱に入れて削除した場合、実際にはデータが残っているので、これを数回にわたってダミーデータで上書きしてから削除する。これによりファイル復旧ソフトでも復旧できなくなる。
    2. ファイルの完全削除
      ファイルの削除時にダミーデータを複数回上書きした上で削除する。1.と組み合わせることで、より完璧な削除ができる。
    3. ファイルの暗号化/復号化
      ファイルやフォルダを暗号化して、他者から内容を覗かれないようにする。暗号化の際には元ファイルを残すか削除するか、複数のファイルに対してパスワードを共通にするか、個別に指定するかなどを選べる。
    4. 保全ファイル管理
      頻繁に使用するファイルに対して、暗号化/複合化を自動的に行う。パソコンを終了する前に指定したファイルを自動的に暗号化し、起動するときに復号化するため、暗号化処理をし忘れるといったミスを防げる。
    以上、4種類の処理のうち、1.はドライブ単位で、残る三つはドライブ/フォルダ/ファイル単位で実行することが可能。操作はフォルダリストやファイルリストをコンテキストメニューから選んで実行できる。また、複数のファイルやフォルダを対象とする場合は、右ペインの「対象リスト」に登録してから一括で処理することが可能だ。

    暗号化/復号化で使用するパスワードはデフォルト用を設定できるほか、そのつど手作業で入力したり、1万件まで登録可能な「合言葉リスト」を使ったりすることが可能になっている。

    オプションでは、システムファイルや隠しファイルなどの特殊な属性を持つファイルの表示/非表示の選択、空き領域の完全削除ならびにファイルの完全削除におけるダミーデータの上書き回数の指定(それぞれ1〜3回)、暗号化/復号化や保全ファイル管理で使用するパスワードの管理などを行える。

    試用制限を解除して保全ファイル用のパスワードを登録すると、以後は「4Way-Security」の起動にパスワード入力が必要となる。


    reviewer's EYE reviewer's EYE
    重要なファイルを暗号化して覗き見されないようにするだけでなく、パソコンの廃棄時の問題となっている消去済みデータからの復旧にも対処したソフトだ。単に「機能を揃えました」というのではなく、実際の利用に即した操作性を持っているところがいい。

    具体的には、暗号化したあと元のファイルを削除する場合に自動的に完全削除を行ってくれるところや、複数ファイルをまとめて暗号化する場合にも同一のパスワードを与えるか、個別に与えるかを選べるところなどが挙げられる。

    また、メールなどでファイルのやりとりをするとき、相手と固有のパスワードを取り決めておけば、あとは簡単に合言葉リストから選べるというのも便利だ。

    「保全ファイル」機能は名前だけではどんなものかイメージしにくいが、これも実に便利だ。保全ファイルのリストにファイルを登録すると、そのファイルは「4Way-Security」終了時に自動的に暗号化される。そして、以降「4Way-Security」自身がパソコンの起動と同時に常駐して、パスワードを要求する。ここで正しいパスワードを入力すれば、保全リストに登録していたファイルが復号化され、パソコンの終了・起動のたびに暗号化と復号化を自動的に行ってくれるという仕組みだ。

    これなら起動した状態のノートパソコンをそっくり持ち去られるのでもない限り、データを見られる可能性は低い。席を立っている間にデータを見られるのが心配な場合は、いったん「4Way-Security」を終了させれば自動的に暗号化され、再起動してパスワードを入力すれば復号化してくれる。

    ただ、ここまで来たらもう一歩踏み込んで、スクリーンセーバやスタンバイ機構と連携してくれるといいのではないかとも思う。

    操作の点では、はじめのうち一点だけ勘違いしたところがあった。保全ファイルの指定では、対象リストへファイルを追加したあと必ず「保全ファイルに登録」ボタンをクリックしないと、暗号化だけ行って復号化ができない。登録ボタンを押さずに「4Way-Security」を終了すると、その時点ではリストに載っているので暗号化するが、リスト自体を保存していないので、再起動の時点では復号処理の対象と認識されないのではないかと思う。

    そのほかの操作ではリストに追加したあと明示的にコマンドを実行しなければならないが、保全ファイルの処理だけはウィンドウを閉じると同時に実行するので、「リストを保存する」という意識が薄く、そのせいで勘違いしたようだ。

    この点さえ注意すれば、ほかに難しいところはない。データファイルの保安性を重視する人にはお勧めのソフトといっていいだろう。

    (福住 護)

    ソフト作者からひとこと ソフト作者からひとこと
    ソフトを開発しようと思った動機、背景
    旅行先でも開発作業やユーザサポートができたらいいなと思い、ノートパソコンに、必要なソフトやデータをいろいろと格納することになりました。パソコンを持ち歩くわけですから、置き忘れたり盗難にあう可能性もあります。

    それで、既存のセキュリティツールを探したところ、ネットワーク関連のツールはお手頃価格でよいものがたくさんありましたが、ファイルのセキュリティツールはこれはと思うものが見つかりませんでした。高価な市販ソフトでも単一機能のものがほとんどで、万全なファイルセキュリティを実現するにはソフトをいくつも購入する必要があることがわかりました。費用がかかる上に操作もそれぞれ違うのでは困ります。「困ったときがシェアウェアのチャンス(?)」ということで、開発することになったわけです。

    開発中に苦労した点
    機能が4種類あるからといって、操作も4倍煩雑になっては統合の意味がないので、わかりやすくてシンプルな操作性を実現することに苦心しました。また、OSの違い(XP/2000/98/95)を意識したプログラミングに腐心しました。

    ユーザにお勧めする使い方
    本ソフトを使いはじめたら、まずハードディスクの全ドライブに対して、「空き領域の完全削除」を実行してください。以後、機密ファイルを削除するごとに「ファイルの完全削除」を使って削除することにより、他人に不正にデータを復活されることはありません。

    処理対象のフォルダやファイル上で右クリックすると、処理メニューが表示されますので、通常はこの操作だけで十分だと思います。もちろん、エクスプローラからのドラッグ&ドロップにも対応しています(LAN上のほかのパソコンのファイルも可)。

    「保全ファイル」と「ファイルの暗/復号化」はともに暗号処理ですが、用途が違うので区別してご使用ください。前者は、ルーチン的に使用する機密データが対象です。後者は、使用頻度の少ない機密データが対象で、通常は暗号化しておいて、必要時に部分的に復号化して使用する場合、もしくは暗号文書のメールでのやり取りなどの場合に使用します。

    今後のバージョンアップ予定
    ユーザ様から大変貴重なご意見や要望をいろいろといただき、大変に感謝しております。今後もそれらをできる限り製品に反映し、そのつど改良版を出す予定です。

    おわりに
    インターネットの普及が進み、無線通信技術などが進歩してきて、近い将来、ユビキタス(いつでもどこでも情報ネットワークにアクセスできる社会)が実現するといわれています。どこまで便利になるのかわかりませんが、今後、ノートパソコンを持ち歩く人が増えるのは間違いないと思います。その場合はどうか、ハッキングやウイルスへの対策だけではなく、ファイル自体へのセキュリティ対策も十分に行ってください。本ソフトがその一助になれば幸いです。

    ((有)ソフトポート)
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    ● 4Way-Security 機密ファイル保全 Ver.1.50
  • 作 者 : (有)ソフトポート さん
  • 対応OS : Windows XP/2000/98/95/NT
  • 種 別 : 製品:試用可
  • 作者のホームページ : http://homepage1.nifty.com/softport/
  • 補 足 : インストール時は試用版として動作し、ユーザ登録後に製品版として動作する。試用期間中は機能制限がある


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