「元気だよ！（i-fine）」は、稼働中のパソコンに関する情報を、メールを使って定期的に通知してくれるソフト。送信されるメールにより、ユーザは、

• パソコンが生きているか（正常に動作しているか）
• ディスクはいっぱいになっていないか
• ネットワークに接続されているか

設定は簡単で、送信先アドレス、送信元アドレス、SMTPサーバ、送信メールのタイトルといった、メールを送信するために必要な情報と、スケジュールを入力するだけ。送信メールのタイトルは初期状態では「Daily Report」となっているが、好みで変更することができる。スケジュールは、毎日1回、毎週1回（曜日指定）、毎月1回（日にち指定）のいずれかから選択し、特定の時刻を指定して設定する。登録、登録解除はボタンひとつで行える。メールのテスト送信を行うことも可能だ。

使い方は簡単で、設定のすべてがひとつの画面で済んでしまうし、誰にでもすぐに使いはじめられるものだ。あえて要望らしきことを言えば、スケジュールをもう少し細かく設定できれば、より幅広い使い方ができるかなということ。1日1回ではなく、何時間かおきに数回できるようにするとか、あるいは複数のスケジュールを同時実行できるとかといったことだ。メールを送信せずに、ログとして保存するオプションなどもあってもおもしろいのかなという感じもする。もっとも、あまりいろいろな機能をつけて、このソフトのシンプルなよさが消えてしまっては元も子もないけれど。

「元気だよ!（i-fine）」は、サーバの管理者用に作成したソフトです。サーバ管理者である私は、日々の生活の中で、ふと自分の管理しているマシンについて気になるときがあります。それは、主に次のような項目です。

• そのマシンは、生きているか？
• ディスクは、溢れていないか？
• ネットワーク接続は、正常か？

UNIXの世界には、1日に1回ホストの状態について調べ、結果をメールで知らせてくれる仕組みがあります。しかしながら、近年増加してきたWindowsサーバには、このような機能が見当たりません。そこで「元気だよ!（i-fine）」を開発しました。携帯電話での閲覧を意識して、画面に収まるように文字数などを工夫しています。

もともと「元気だよ!（i-fine）」は、シェアウェアとして公開しはじめたのですが、あまり需要がなかったみたいだったので、フリーソフトに切り替えました。

もちろん、「元気だよ!（i-fine）」は、サーバだけでなく一般的なWindowsマシンでも動作します。使い方は、ほかにもいろいろと考えられると思います。フリーソフトなので、どんどん利用ください。ご利用された方からご意見・ご感想・ご要望などをお聞かせいただけると幸いです。