ソフトを開発しようと思った動機、背景
ふとしたことだったと想います。直接のきっかけは、私の勤めている会社のパソコンの画面に流れているスクリーンセーバを目にしたことかな。愛らしいアニメーションのスクリーンセーバを見て、「ああ、こういうものもかわいらしくて素敵だな」と感じたんですね。こんなふうな表現なら、私にもできそうだなって……。開発中に苦労した点
特にないですけれど、フォントだけは自作しませんでしたので、あとで丸ゴシックのフォントが表示できない機種があるのを知って、あらら困ったなと思いました。Windowsに標準で使えるフォントって、どんなものがあるのか、それを調べるのに一番時間がかかりました。書籍を見ても、そのことについて触れているのって見つからなくて……。ソース言語を開発されているサイトへうかがって、BBSで質問して、丁寧に答えてくださった方がいました。感謝しています。('v')
ユーザにお勧めする遊び方
余白を読むように……例えば「お話」を読みすすめるときのように……。いまのパソコンゲームは、作者の方たちの用意したシナリオを解いてゆく、あるいは、その世界観に触れてゆく、そういうゲームが多いでしょう? 私は謎解きが嫌いなので(おばかだから……笑)、私が謎を提供して、それを読み解いてゆくような、そういうゲームにしたくなかったのね。あんまり秘密もないし、ルールは単純で、ただかわいらしさだけがあるようなもの(謙遜でも自慢でもなく)。
それで、このゲームを遊んでくださる方なりのキャラクタへの触れ方・接し方を見つけてもらえるような、そういうゲームにしたかったんです。だから、ゲームとは言えないかも、なんて思っていたりして。
このゲームのなかで、暮らしている小さな生き物たちがいます。パソコンが一所懸命考えて、彼らがどんなふうに動くのか、決めてくれます。プレイされる方たちは、彼らを見て、どーして敵キャラは「ゆきちゃん」を追いかけてくるのかな、とか、どーしたら、彼らにうまく追いつかれずにハートを集められるかなとか、ただなんとなく感じてもらえたらいいなって、思っています。
このゲームでは敵は倒せませんし、触れてもやられないキャラとか、ただ通りすがるだけのキャラとか……、ゲームっぽくない要素満載だもの。クリアしたら感動のエンディング……って、偽物っぽくて、いやなんです(笑)。
今後のバージョンアップ予定
バグなどありましたら、そのつど修正いたします。
おしまいに
クリアされた方がいらしたら、メールをいただけると、作者はとっても感謝いたします。
(きるてぃ。)