ホームページ閲覧中に別ウィンドウで表示される広告や、ウィンドウを閉じようとすると別ウィンドウを開くサイトなどへの対策を行えるInternet Explorer用のアドオンソフト。「IE Buster EX」は、常駐してIEが開くウィンドウの数を監視するIE専用のアドオンソフト。フリーのWebスペースや企業広告などのページでしばしば見られる別ウィンドウで広告を開くタイプのページ(ポップアップ広告)や、ウィンドウを閉じようとすると、別サイトへのリンクを別ウィンドウで開き、ウィンドウを閉じさせないようにするサイトに対処することができる。IEをタブブラウザ化する機能もある。
利用できる主な機能は「ポップアップアップ自動クローズ」「IEウィンドウ自動クローズ」「クローズリスト」「ウィンドウ固定」「擬似タブ型ブラウザ化」の各機能。ポップアップアップ自動クローズ機能では、ページを開いた際、ほぼ同時に表示される広告ウィンドウ(ポップアップウィンドウ)を自動的に閉じてくれる。
IEウィンドウ自動クローズ機能は、IEを閉じようとした際、勝手に開かれる別サイトのウィンドウを閉じてくれるもの。デスクトップ上で動作するIEの数自体を制限する。あらかじめ指定した数を超えてIEのウィンドウが開かれた場合、ウィンドウ数が上限を超えないようウィンドウを閉じる。
クローズリスト機能は、あらかじめ指定しておいたタイトルのウィンドウが開かれたとき、無条件でそれを閉じる機能。常に呼び出されるページが決まっている場合などに有効だ。
ウィンドウ固定機能は、IEのウィンドウが新たに開かれる際、そのウィンドウをあらかじめ指定した位置やサイズに固定する機能。複数のウィンドウが開く場合に、数ドットずつずらして表示するようにすることもできる。
擬似タブ型ブラウザ化機能は、IEのウィンドウを「IE Buster EX」の子ウィンドウとし、まるでタブブラウザであるかのようにIEを操作できる機能だ。
そのほか、右クリックしたときに表示されるコンテキストメニューに項目を追加し、選択文字列をGoogleやinfoseekなどの検索サイトで簡単に検索できるようにする右クリックメニュー拡張機能もある。
タブブラウザ化機能などをもたない「IE Buster」という、「IE Buster EX」の前身のソフトもある。