ソフトを開発しようと思った動機、背景
複利計算はExcelの関数を使えば簡単に計算できるし、Excelの関数の例題にも見かけたりします。が、そんなに頻繁に使うわけではないので、いざ必要になったときには関数の使い方を忘れていてまたマニュアルを見ないと使えないということになってしまいます。もっとわかりやすいインタフェースで、使いたいときにさっと使えるものがほしいというのが開発の動機です。また、当時、電卓を使う理由のほとんどが消費税の計算だったので、消費税計算に特化した電卓もほしかったですし、かといって複数の電卓をいっぱい作ると管理が面倒なので一つにまとめてしまえということでまとめてしまいました。その後、「金種表」のようにExcelでも作れるけどパソコンの歴史も10年以上あるのに専用アプリがないのは変、とかいったよくわからない動機や、自分のニーズで作った計算機を少しずつ付け加えて現在に至っています。開発中に苦労した点
多くはMacintosh版からのWindows版への移植であったため、計算ロジックはすでにできていたので特に苦労はありませんでした。ユーザインタフーイスの作成もMacintosh版よりもVisual C++を使ったWindows版の方がはるかに楽でした。この「よろず電卓」の作成でWindowsアプリケーションの開発の基礎について多くを学びました。
ユーザにお勧めする使い方
ほとんどの人に「よろず電卓」の全部の電卓は必要ないでしょう。一つ二つでも使えそうな電卓があれば、おそばに置いてやってください。それと、よろず電卓には「通常の電卓としての機能はない」なんて批評を雑誌で見たことがありますが、金額を入力する欄ならどこでも、例えば「200*3」と入力して【Tab】キーを押すと「600」と自動的に計算されて入るので、入力のためにまた別の電卓を必要とすることはほとんどないはずです。また、「総和計算表」は合計を求める計算には「通常の電卓」よりずっと便利だと思います。
今後のバージョンアップ予定
新しいアイデアと暇とやる気ができ次第、バージョンアップします。もちろんバグがあったり、新しいOSで不具合が出たときはすぐに対応するつもりです(よほど忙しいときは別として)。
(カナデアソフトウエア)