「名刺郎 DownLoad版」は、レイアウト画面を使ってオリジナルの名刺を作れる専用ソフト。わかりやすい画面構成で、はじめてでも直感的に使える。（株）ソフトウェーブの発売するパッケージ版「名刺郎」から画像レタッチ機能などを省き、テンプレートレイアウトも厳選したもののみを収録している。

操作は簡単だ。（1）「オーナープロファイル」に、ユーザの氏名、会社名、部署、肩書きなど、名刺に載せたい情報を登録し、（2）テンプレートレイアウトを読み込む。これだけで、名刺の基本レイアウトが完成する。基本レイアウトには、オーナープロファイルで入力した氏名などが自動的に入力されるようになっている（プロファイルの情報を反映させない設定も可能）。あとはユーザの好みに応じて、レイアウト画面を見ながらテキストの位置や書体、サイズなどを調整すればよい。イラストや写真を追加することもできる。もちろんテンプレートを使用せずに、白紙の状態から名刺をデザインすることも可能だ。

テキストと画像（イメージ）の追加は、それぞれのボックスで追加配置することで行える。テキストボックス内では、右寄せ、中央寄せ、左寄せ、均等割付を指定できるほか、改行も可能。文字幅は1%単位、文字間隔も1ポイント単位で調整できる。

イメージボックスに読み込める画像は、BMP/JPEG/PNG/TIFF/PICT/ICOなどで、数多くの形式に対応している。読み込んだ画像に対して拡大・縮小、透明色の指定などを行える。名刺の背景としてベースイメージを指定することもできる。

罫線を使用することも可能で、縦・横・斜めの直線、矩形・楕円・三角形・菱形の枠線をマウスのドラッグで簡単に引ける。線種や太さ、色、塗りつぶしなどの指定も可能だ。

印刷では、用紙全体での位置確認を行うためのテスト印刷や、罫線やトンボを付けた印刷が可能。特徴的な機能として「複数面印刷」という、1枚の用紙にレイアウトの異なる名刺をいくつも同時に印刷できる機能がある。この機能を利用すれば、紙を無駄にすることなく、さまざまな名刺を楽しめる。

機能もよく考えられている。名刺の作成に必要な機能をすべて備えているといってよく、完成度も高い。こと名刺、もしくは名刺サイズのカード（会員証やスタンプカード、診察券など）の作成に関しては、ワープロソフトやグラフィックソフトを使って作業するよりも、ずっと楽に美しいものが作れる。

ただ、ファイルサイズの問題もあるのだろうが、ダウンロード版ではテンプレートレイアウトファイルの数がパッケージ版に比べてだいぶ少ないのは残念だ。また、複数のオーナープロファイルを登録できて、それが簡単に切り替えられるようになると、さらに便利になるだろう。

名刺は91×55mmという非常に制限された範囲で表現されるため、1mmのズレが大きく影響を及ぼします。つまりレイアウトのバランス調整がとても重要なのです。「名刺郎」にはそのような繊細な名刺の世界にぴったりフィットする機能が随所に組み込まれております。

また、せっかく作ったレイアウトも、イメージ通りに印刷されなくては意味がありません。これには名刺作成ソフトやプリンタの性能もさることながら、印刷する“用紙”も重要なファクターとなります。

「名刺郎」をお使いいただきますと、「ヘルプ」→「ホームページ」メニューからクリック1回で弊社Webショップにアクセスし、各種プリンタに適した名刺作成用紙をお得なプライスでお求めいただけます。商品は宅配されますので、用紙購入に際してお手間を取ることはありません。なお、ただいま名刺郎をお買い上げいただきました方には、サンプルといたしましてインクジェット用名刺作成用紙10シートを後日お届けしております。

これを機会に、ぜひ「名刺郎」をご利用いただき、グレードの高いオリジナル名刺をお手にとってお確かめください。