必要な設定はPOPサーバ名とアカウント、パスワードのみ。初期設定では120秒間隔でメールサーバに接続し、新着メールをチェックする。メールをチェックする間隔は秒単位で指定できる（30秒以上が推奨されている）。着信時の動作はメーラの起動のほか、ビープ音や指定WAVファイルの再生と、細かく設定することが可能だ。起動後はタスクバーに常駐させて、メール着信時にウィンドウが開く設定にしておくと便利だ。

新着メールがあった場合には、横長のメイン画面を使って、電光掲示板風に受信メールのヘッダ情報をスクロール表示する。表示する文字サイズやスクロール速度の調整も可能。文字の表示サイズは大または小から、表示スクロールスピードは5段階から設定できる。受信メールのヘッダ情報をまとめてみたいときには、「受信メール一覧」画面で、サーバ上のメール情報を一覧することもできる。メール未着時には、メイン画面に時刻表示をさせておくことで、時計としても使える。