「GODIUS」は、韓国・East Entertainment社が開発し、韓国で登録ユーザ数40万人を誇るMMORPG（Massively Multiplayer Online Role-Playing Game：多人数型オンラインRPG）のヒット作。日本国内では、（株）サクセスが日本語ローカライズ版を提供する。

ゲームは、プレイヤー自身がキャラを作成し、冒険の出発地点を決めてスタートする。キャラの作成は、キャラの特性を決定する二つの職業（主職業と副業）、名前、性別、ヘアスタイルなどを設定して行う。ひとりのプレイヤーは、最大4体までのキャラを作成できる。

舞台となる剣と魔法の世界には多数のプレイヤーがひしめき合う。ここでは、モンスター狩りやダンジョン探索はもちろん、チャットを使って、ほかのプレイヤーとコミュニケーションを楽しむこともできる。複数のプレイヤーで「ギルド」を設立し、一緒に冒険しても、あるいは単独で行動してもよい。

複数の町から構成される「GODIUS」の世界では、レベル6になるまでは、キャラメーキング時に選択した町からほかの町に移動することができない。したがって、当面の目標は、訓練場で戦闘経験を積み、キャラを育てていくこととなる。同時に、お金をためて武器や鎧、靴など、冒険に必要なアイテムを入手しておくことも大切だ。アイテムは商店で売買できるほか、ほかのプレイヤーから安く譲ってもらったり、物々交換で入手することができる。プレイヤー同士の売買や交換には、掲示板システムを利用できる。

結構ハマるのがキャラメーキングだ。最初こそ、みんな下着（!?）同然の恰好でこの世界に放り出されるものの、キャラを成長させ、豊富なアイテムから装飾品を身にまとえば、ほかのキャラとは違う自分だけのキャラ作りが楽しめる。例えば、服ならヒップホップやレオタード、パンクミニスカート、タキシードドレスまで、キャラのレベルに合わせて13種（執筆時点）の個性的なアイテムが用意されている。もちろん見た目だけでなく、防御力や回避力といった性能も違う。それに靴や鎧、盾、指輪やネックレスなどの装飾品を施せば、まず、どれだけ大勢のプレイヤーがいても、自分のキャラを見失うことはない。着飾りたいがために、せっせとモンスター狩りというのも、なにやら実生活と重ならないでもないが、まぁ、こんな楽しみ方もできるというわけだ。