ソフトを開発しようと思った動機、背景
いまをさかのぼること20年あまり、ゲームセンターで出合ったゲーム「ドラゴンバスター」。いつかは自分もこんなゲームを作ってみたい……。当時はそう思うしかありませんでした。当時のパソコンは8bitで、機械語を使ったとしても実行速度が遅すぎたため、実現できなかったのです。しかし時代は移り、昔のビデオゲームのスペックを遥かに上回るパソコンが登場しました。私も2001年某月、十数年ぶりにプログラミングを再開したのですが、主流である開発言語のひとつ、C++は私には高等すぎて、プログラミングはあきらめていました。
ところが、2001年7月某日、コンビニでふと手にした雑誌に収録してあったフリーの開発言語「HSP」と出合ったことにより事情は一変します。そしてとうとう、かねてから構想していた「自分流のドラゴンバスター」の開発に着手できる運びとなったのです。ちなみに初期タイトルは、「ドラゴンイーター」。MIDIファイル名が「de*.mid」なのはその名残なのです。
開発中に苦労した点
アクションRPGということで、バランスをとるのに非常に苦労しました。また、単調にならないようにコンボシステムや特徴の違うプレイヤーキャラなど、さまざまな要素を組み込んだのですが、一部のシステムは蛇足となってしまっている気がします。ほかにはキャラクタのモーションを作るのに苦労しましたね。作画、作曲、スクリプトと、すべての作業をひとりで行っているので、大変に時間がかかりました。
ユーザにお勧めする使い方
このゲームはジョイパッドで遊ぶことを前提として構成されています。キーボードではつらいかもしれません。お持ちの方は、そちらの方をお勧めします。
今後のバージョンアップ予定
「ELDEBAICE DX」はいまだβ版です。現在、試行錯誤している、開発真っ只中の作品なのです。みなさまからアイデア等をいただければ、さらなる進化が期待できると思うので、ぜひご感想をお聞かせ願いたく思っております。
現在、私のサイトにあるβ2.10(アップデートファイル)が最新版です。最終的には、プレイヤーキャラ3人、通常モードは3ルート、RPGモードもストーリー性を持たせ、各キャラ専用のラスボスまで作りたいと思っております。
(岡田講師)