「ガルシアの塔」は、迷路になった各フロアでモンスターと戦いながら、塔の最上階を目指すリアルタイムアクションRPG。病に冒された恋人を助けるために、万病に効くという伝説の花「ガルシア」を、塔の最上階に取りに行くというストーリーだ。各フロアには必ず、次のフロアへと続く扉のカギと、さまざまなアイテムが収められた宝箱がひとつずつ用意されている。ただし、宝箱は隠されており、フロアごとに定められた特定のアクションを行うことによって出現するようになっている。

宝箱を開かずに、カギを拾って扉をくぐり抜けるだけでもフロアをクリアすることは可能。しかし宝箱の中には、主人公をパワーアップするアイテムや、隠されたカギを見えるようにするアイテム、真っ暗闇のフロアで必要になる明かりなどのアイテムが入っており、これらのアイテムを入手しておかないと戦いが困難になるだけでなく、ゲームのクリアが不可能になってしまうこともある。

主人公の武器は剣と盾。スペースキーを押すと主人公は剣を抜く。この状態で敵と交差することで、敵にダメージを与えられる。ただし、敵の正面から交差すると、主人公もダメージを受けることがあるので、なるべく敵の背後あるいは横から攻撃するのがポイント。スペースキーを押してないときは主人公は剣を収め、盾を正面に構えた状態になる。この状態のときは敵の正面からの呪文や火炎攻撃を受け止めることができる。この二つの状態を上手に使い分けてモンスターと戦い、LIFEが0（ゲームオーバー）にならないように注意しながらカギとアイテムをゲットしていく。モンスターを倒すとポイントを獲得でき、このポイントによって主人公の体力のMAX値が上がる。

1Fで入手できる「ナビバイブル」によって宝箱を出現させる条件のヒントが得られることと、フロア数が全部で41と若干少な目であることなど、ゲームの難易度はやや低めに設定されているようだ。壁を通り抜けて攻撃してくる敵や呪文がないのもクリアを楽にしている。宝箱の出現条件さえわかってしまえば、あとはそれほど苦労することなくクリアできるので、宝箱の謎解きを重視する人、とことんゲームを味わい尽くしたい人などは1Fのアイテムはとらない方がよいだろう。

開発中に苦労した点
このソフトは一人で開発したため、マップの作成やアイテム等のネーミングにかなり苦労しました。プログラミングでは、各フロアの宝箱出現イベントのプログラムに手間がかかり、苦労しました。

ユーザにお勧めする使い方
このゲームは、だいたい2〜3時間ほどでクリア可能ですので、ヒマつぶしにプレイするのがいいかと思います。

Ver.1.1に関する今後のバージョンアップ予定
この作品のバージョンアップの予定はいまのところ、特に考えてはおりません。ただし、バグ（いろいろとテストプレイをしましたので、特にバグはないと思うのですが、たぶん……）や不都合が発生した際はそのつど、修正版はリリースするつもりです。また、ユーザより何かご意見、ご要望等があれば意見を取り入れバージョンアップも考えております。