指定したスケジュールで自動的にファイルを開くタイマソフト。アプリケーションのほか、データファイルやコントロールパネルなど、任意のファイルを設定できる。「TS-TinyCron」は、ファイルごとに指定されたスケジュールにしたがって、自動的にファイルオープンを実行するタイマランチャソフト。「スケジューラ」と呼ばれるウィンドウにファイルをドラッグ&ドロップし、設定画面でスケジュールを指定するだけの簡単操作が特徴だ。
「スケジューラ」では、毎日/毎週×曜日(複数曜日を指定可能)/毎月×日といった周期、ファイルを開く時刻を設定できるほか、「実行後にスケジュールを削除」「実行後にスケジュールを無効にする」という指定も可能で、柔軟なスケジュールで自動処理を行うことができるようになっている。設定時刻にMacの電源が切れていた場合、自動的に電源を入れる機能もある(「省エネルギー設定」コントロールパネルで、「起動およびシステム終了予定」が設定できる機種で有効)。最大512件までのスケジュールを登録できる。スケジュール設定されたファイルを「今すぐ実行」することも可能。各ファイルのスケジュールの有効/無効もチェックボックスのON/OFFで簡単に変更できる。
ファイルは、アプリケーション、ドキュメントやデータ、コントロールパネル、インターネットアロケーションなど、任意のものを指定できる。このため、例えば「曜日ごとに異なる時刻にMacの電源を入れる」「毎朝、指定のスケジューラを起動して、当日のスケジュールを確認する」「毎週1回、システム管理(最適化)ユーティリティを起動する」などを自動的に実行させることが可能だ。
そのほか、作成したスケジュールのバックアップ/リストア機能や、指定の曜日・時刻にMacの電源を入れる電源管理機能もある。新規作成スケジュールのデフォルト設定を指定することもできる。