メールサーバにメールが届いたことを知らせてくれるソフト。その場でメールの内容を確認して、不要なメールを削除することもできる。「チョメール」は、常駐したタスクトレイからのコマンドによる実行または指定間隔でメールサーバをチェックするソフト。着信メールの件名、送信者名、内容などをその場で確認でき、不要メールはその場でサーバから削除することもできる。複数のメールサーバをチェックすることが可能で、ファイルが添付されている場合には、そのファイル名もわかる。
メールチェックを実行して、メールが届いている場合は、トレイアイコンを点滅して通知してくれる。トレイアイコンからメニューを開くと、メールサーバ別の着信数を表示し、さらにサブメニューでは、メールの件名などを表示する。サブメニューで個々のメールを選択すると、メールビュー画面にメールの詳細な内容を表示する仕組みだ。
メールビュー画面では、件名、送信者名、日時などのヘッダ情報に加えて、本文の一部を表示する。メールにファイルが添付されているメールは、件名と送信者名のボックスにアイコンを表示するほか、添付ファイル名も表示する(複数のファイルが添付されている場合は、最初のファイル名のみを表示)。
HTMLメールの場合も、添付ファイルと同じようにアイコンやファイル名が表示されるので、すぐに識別できる。文字と書式のみのHTMLメールであれば、添付ファイル名には「text/HTML」と表示し、画像が貼り込まれたメールであれば、その画像ファイル名を表示するようになっている。
メールビュー画面では、前後のメールへ移動するボタンのクリックや、ドロップダウンリストからの件名の選択などで、ほかのメールを表示させることができる。また、別のメールサーバに切り替えて、そちらの着信内容を確認することも可能だ。
着信メールの中で受信したくないものがある場合は、メールビュー画面から「削除リスト」に登録し、「削除リスト」ダイアログボックスで削除を実行することで、メールサーバからメールが削除される。一度「削除リスト」に登録されたメールでも、削除対象から除外することは簡単に行える。
着信通知や削除リストの内容はダイヤルアップ接続を切断した場合でも保持されているので、いつでも確認できる。
サーバの定期チェックは、1分単位の間隔で指定できる。1分から最長120分の間で指定することが可能だ。
設定により、メールビュー画面に表示する本文の行数の変更や、表示フォント、メール着信時にならすサウンドファイルの指定などが行える。