デスクトップをまるごと3D空間に変えてしまうデスクトップインタフェース。かわいいキャラと一緒に、楽しみながらパソコンを操作できる。「ITテーマパーク・エポケ」は、宇宙からやって来たナゾの生命体「エポ」が、3D空間「はなぐもり森」を動き回るという設定のデスクトップインタフェースソフト。起動すると、デスクトップ全体がはなぐもり森に変わり、ユーザは、このはなぐもり森をベースに、日ごろ使用しているアプリケーションなどを操作することになる。エポのほかにも、かわいらしいキャラが多数登場する。
はなぐもり森では、場所ごとにさまざまな機能が割り当てられている。使いたい機能のある場所にエポを移動させ、アクセスするというのが基本的な仕組みだ。はなぐもり森のスタートとなるのは「UFO広場」。本ベータ版では「UFO」「マイコテージ」「コザルSTORE」の3ヵ所を利用することができる。はなぐもり森の中での移動は、マウスのクリックかカーソルキーで行う。画面右下に表示されるマップのクリックで、直接各ポイントに移動することもできる。
「UFO」は、エポと彼の相棒ポエの住んでいる場所で、ここにはブラウザの起動、メールソフトの起動、メールチェック、インターネット接続の設定といったインターネット関連機能と、簡単なメモを書き込む掲示板が用意されている。ブラウザやメールソフトでは、通常使うアプリケーションが起動するが、メールチェックは「エポケ」独自の機能となっている。メールをチェックするのは「トリルーン」というキャラで、新着メールがあると封筒を運んできてくれる。
エポとポエが、はなぐもり森の中から材料を集めて作った「マイコテージ」では、各種アプリケーションの起動と、モニタやマウスなどの周辺機器の設定ができるほか、「ドライブやフォルダを開く」「ごみ箱に入れる」「最近使ったファイル」といった機能を利用できる。好きな画像を貼り付けておける「ぺったんギャラリー」という機能もある。
「ウリコザル」というキャラが開くオープンショップ「コザルSTORE」は、ショッピング情報とインターネットのブックマーク機能を持つ。ウリコ板という掲示板にショッピング情報が流れ、おすすめサイトへのリンクもある。ブックマーク用に車、かばん、くつというフォルダが用意され、各フォルダにそれぞれ9個、合計で27個のURLを登録できる。
はなぐもり森の背景(天気、時刻)を設定することができ、昼夜切り替えモードを選択すると、実際の時刻に応じて背景が変わるなど、細かな部分にも遊び心が感じられる。