指定された絵を完成させる面クリア型のパズルゲーム。ユーモラスなキャラを操作してフィールドを回転させ、ブロックを撃って絵を完成させていく。クリアしたステージは、タイムアタックで遊ぶこともできる。「ぐるロジチャンプ」はもともと、ゲームボーイアドバンス用に開発されたパズルゲームで、この体験版はそれをWindows用に移植したもの。ステージを選択してゲームを開始すると、ユーモラスな生物の兄弟「チャンプ」がブロックの入った壷を抱えて登場する。16×16のフィールドには壁で作られた絵が完成途中になっており、足りない部分(床が光っている部分)にブロックを撃って配置し、絵を完成させればステージクリアだ。クリア時には壁に色がつき、隠されていた絵が浮き上がる仕組みだ。
ブロックはチャンプの壷から真上に発射される。チャンプを左右に動かして照準を定めたり、フィールドを左右に回転させて違う方向から狙ったりすることが可能だ。発射されたプロックは何かにぶつかるまで止まらずに進むので、思い通りの場所に配置するのは結構むずかしい(ストッパーとなる壁がない場合は発射できない)。指定の位置に撃つことができるとブロックに○印がつくが、それ以外に置かれると×印がついてしまう。
ブロックは吸い込むことも可能で、ブロックと壷の間に何もなければ、撃ったときと同様に吸い込むことができる。撃てるブロックは数に限りがあるので、うまく吸い込みを利用して節約することがポイントだ。ダミーのブロックを仮止め用として撃ち、次のプロックを目的の位置において、仮止めを回収する、という方法が重要になる。
この体験版ではステージは10面が用意されており、自由に選択してプレイできる。各ステージではクリアした最短タイムが記録されるので、クリア時間を競うことも可能だ。操作はキーボードのみで行う。プレイ中には、直前の動作を戻す「ひとつもどす」や、同じステージをやり直す「リトライ」をすることもできる。