4種類の属性を設定することで、ノートに書きとめたテキスト情報を効率よく管理できるメモソフト。複数のノートを1ファイルで管理できるほか、別ファイルからのノートの移動やコピーなども簡単にできる。「AssistPad 2」は、テキスト形式の情報を管理するためのメモソフト。基本画面(ノート表示)は、メモのタイトルと内容のほかは、いくつかの操作ボタンが並ぶだけのシンプルなもの。書いたメモは自動的に保存され、タイトル付きの「ノート」となる。このようなメモ=「ノート」を複数まとめて、ひとつのファイルとして管理するのが「AssistPad 2」の基本だ。ファイルに含まれる「ノート」の一覧は「リスト表示」画面で確認できる。ノート表示−リスト表示の切り替えはボタンクリックだけですばやく行える。
それぞれのノートに対しては、情報を効率よく管理するために「ラベル」「日付&時刻」「カテゴリ」「関連ファイル」の4種類の属性を設定できるようになっている。「ラベル」は、ノート/人/場所/フラグ/コメント/注意/警告/ゴミといった、いわばメモに「目印」を付けるための属性。各「ラベル」にはアイコンを設定することができるので、ひと目で「ノート」の特徴を把握できる。8種類ある「ラベル」は、あらかじめ項目名、アイコンともに設定されているが、ユーザが変更することも可能だ。
「カテゴリ」は、ノートのジャンルを示すもの。例えば、アドレス帳として使うのであれば、「仕事」「友人」「親類」などといった、自分との関係を設定すればよい。「カテゴリ」は、ユーザが自由な項目を設定することができる。
「関連ファイル」は、指定したフォルダやファイルを直接開ける機能。ノートに関連するファイルやフォルダを設定しておけば、すばやくアクセスすることができるようになるほか、設定したファイルをアプリケーションで開くこともできる。
「日付&時刻」は文字通り、カレンダーから日付と時刻の属性を設定しておけるものだ。
ノートに設定された属性を利用して、リスト表示画面で「属性によるソート」「特定のカテゴリのノートのみの表示」「特定の日付&時刻のノートのみの表示」といったことが可能になる。
そのほか、編集機能の特徴として、ドラッグ&ドロップによるノートのコピーが可能、複数のファイル間でのノートのコピーが可能、プレーンテキスト形式のファイルへの書き出しが可能、ノート中のインターネットロケーション(URL/メールアドレス)からブラウザなどを開くことが可能、などがある。