ゲームのルールは簡単だ。ステージの端から落ちないように自キャラのCUBEを操作し、できるだけ長く生き残るというもの。ステージから落ちてしまうほかにも、ときおり出現して、CUBEを追いかけてくるモンスターにつかまってもゲームオーバーとなる。

CUBEは矢印の方向に常に前進しており、プレイヤーは進行方向を変えることによって操作する。ただし、可能な操作は左クリックによる右回転（押下中にCUBEが右回転し、ボタンを離すとその方向へ進む）のみ。しかも、回転できる回数に制限があり、画面の右端の赤い渦巻きをすべて使い切ると、それ以上回転できなくなってしまうので注意が必要だ。回転できる回数は開始時は20回までだが、黄色の渦巻きCUBEを取ることで増やすことができる。また、時間が経つにつれて前進と回転のスピードが上がり、ミスをしやすくなる。

このモンスターは、おそらくマンモスか象をイメージしたものなのだろうが、動きは決して速くない。ステージの端に追いつめられてもう逃げられないと思っても、うまく操作すれば鼻先をかすめることができるのだ。この逃げられるか逃げられないかのバランスが非常によく、やっていてついつい意地になってしまう。

ステージごとに逃亡を困難にするトラップが用意されており、そのトラップを避けたりうまく利用したりしながらモンスターの追跡を逃れなくてはいけないのも非常に楽しい。

筆者は残念ながら全ステージをクリアすることができなかったが、読者のみなさんはぜひ頑張って全ステージを見てもらいたい。それだけの価値はあるゲームだ。

開発中に苦労した点
特にないのですが、強いて言えば動作確認です。最初、ある友人の個性的なPCでまったく動作しなかったので困りました（いまはなぜか動いてるそうです）。

ユーザにお勧めする使い方
授業（講義）中の対戦だと思います。

今後のバージョンアップ予定
基本的に、致命的なバグなどがない限りバージョンアップはしない方針なので、一部ゲームシステムはそのままで、別タイトルという形で作るかもしれません。