文章を入力するだけではなく、色や表情(顔文字)でその日の気分を記録しておくことができる日記帳ソフト。ホームページ掲載用にHTMLを出力する機能もある。「そら日記」は、簡単な操作で使うことのできる日記帳ソフト。画面は、日記入力欄のほか、月間カレンダー、1週間または2週間分の日記一覧、文字列挿入用のパレット、日付移動用のボタンなどで構成されている。使い方は簡単で、カレンダーで入力したい日付を選択して、その日に起こった出来事を、タイトルを付けて入力すればよい。
画面右側には「文字列の挿入」「本日のイベント」「ファイルのリンク」というタブ切り替えによる3枚のパネルが用意されている。文字列の挿入は、あらかじめ登録されたパターンによる日付や時刻、天候といった、日記に必要となる文字列をワンタッチで挿入できるもの。イベントは、その日の行動や起こった出来事を選択肢の中からチェックして記録しておけるもの。ファイルのリンクは、画像ファイルなどをドラッグ&ドロップで登録し、ここからすばやく開けるようにするものだ。
気分や疲れ具合など、文字では表しにくい感情を記録しておくために、その日を「色」と「顔文字」で記録することもできる。色はあらかじめ設定された20色のほか、カラーパレットで任意の色を選択して使うことができる。顔文字は4種類が用意されているが、こちらも自由に設定することができる。ここで入力した色や顔文字が、その日の日記タイトルとともに、日記一覧に表示される仕組みだ。
パソコンソフトの日記帳ならでは、という機能が検索機能だ。大文字・小文字を区別する/しないのほか、AND/ORによる複数条件の指定や検索範囲の指定などが行える。また、「色」「顔文字」「本日のイベント」で検索することも可能で、さまざまな角度からの検索が行えるようになっている。
記録した日記は「そら日記」で表示できるのはもちろん、プレーンテキストやHTMLに出力することもできる。HTMLの出力では、4種類のスタイルテンプレートが用意されており、これを利用することで、簡単に見栄えのするHTMLを出力できる。もちろんオリジナルのテンプレートを作成して利用することも可能だ。カレンダーなどのデザインや、「文字列の挿入」に登録しておく文字列なども自由にカスタマイズできる。