ポイント、日付、天候、潮汐、風向、開始・終了時刻、エサ代、交通費、そして釣果といった「釣り日誌」に必要なデータを記録・管理できる釣り人用データベースソフト。釣った魚やポイントの画像を登録することも可能。登録データのHTMLへの出力も簡単に行えるようになっている。「Fishing Diary <釣果日誌>」は、何月何日にどのポイント(場所)に行き、どのような魚を狙って実際には何が釣れたのか、といった釣行に関するデータを管理するためのソフト。その際に使った仕掛けやエサ、メモなどのほか、釣果の写真などの画像も登録することができる。画像はJPEG/GIFを使用できる。1回の釣行を1レコードとしてデータベースを構築し、魚種別や場所別で、最大・最小値などの統計を表示できる。
扱えるデータ数は1レコードにつき20項目以上あり、仕掛けやエサ、釣り方などは定型化せずに自由文で登録。逆に、ポイント名や魚の種類、エサなどといった使用頻度の高い項目はあらかじめ登録しておき、ドロップダウンリストから選択することで入力の手間を省いている。【Tab】キーによるフィールド移動を行えるので、マウスレスで操作することもできる。ドロップダウンリストから選択する項目で入力したいデータが未登録の場合は、その場ですぐに登録を行うことが可能だ。
ホームページの掲載用などに、任意の1レコードをHTMLに出力することも簡単に行える。この場合、入力済みのデータのうち、どのデータをHTMLに出力するかもボタンひとつで選択できる。
メインとなる日誌一覧画面やデータの登録画面は、いずれもすっきりとしたデザインで、見やすく使いやすい。データベースエンジンにはボーランドのBDEを採用している。