奥スクロールのシューティングゲームは数多く存在するが、「LastDimension」の魅力はなんといっても3Dグラフィックの美しさだろう。しかも、1面なら近未来都市→地下要塞、2面なら宇宙ステーション→ワープ→宇宙空間といったストーリー性のある展開で、ステージ最後のボス戦に向けて、雰囲気が盛り上がる仕掛けになっている。

プレイヤーが操縦する機体は、ゲーム開始時に2タイプから選択できる。いずれも「ノーマルショット」（通常弾）、「ロックオンショット」（標準に捕らえた敵機を同時攻撃する）「バリア」（一定時間の被弾を回避）の3種類の機能が装備されているが、機体のタイプにより、以下のような違いがある。

• タイプA……ノーマルショットはキーを押したままで連射できる。ロックオンショットは同時に32機まで。バリア使用時は、攻撃を吸収してバリアゲージを回復できる
• タイプB……ノーマルショットと溜め撃ちのチャージショットが撃てる。ロックオンショットは同時に8機までだが、敵に命中すると弾が飛び散り、周りの敵にダメージを与えることが可能。バリア使用時は、攻撃を相手にはね返すことができる

また、多くの敵機をロックオンできるように、キー操作でサイト（標準）を拡大する機能もある。ただし、その間は移動ができないので注意が必要だ。

敵の攻撃を受けてバリアを消費し、ゲージがゼロになると、Lifeがマイナス1となる（プレイは続行）。3段階のLifeゲージを使い切ってしまうとゲームオーバーだ。コンティニューはできないが、ステージセレクトで1面、2面のどちらからでもスタートできる。

そのほか、獲得点数が変動する「スコア倍率メーター」があり、敵機を連続破壊してハイスコアを狙うのも楽しい。スコアランキングやSS〜Eまでのレベル判定も用意されている。

オプションモードでは、キーボード以外のジョイパッドでのプレイ設定や、移動方向が逆になる「Reverse」モードの設定も可能だ。