戦略シミュレーションに、都市開発をミックスしたリアルタイムシミュレーションゲーム。フィールド内の人を操作して都市開発を進めながら、敵対する相手国と戦闘を行う。対コンピュータ戦のほか、LANやインターネット接続による2人対戦も可能だ。「Fighting Tribes」は、フィールド内でチョコマカと動く個々のキャラに対して直接、指令を与えることでゲームを進めるシミュレーションゲーム。ゲーム開始直後の人口は4人だが、食料や木材を集め、畑や住居を作って人口増加を図り、シンボル(拠点)を中心に国を発展させる。訓練場を建設して、戦闘能力を上げることもできる。
マップ上には自国と相手国が配置されているが、最初は互いに接触がない状態でスタートする。全体マップを使ってキャラを誘導したり、「敵シンボルを探す」指令でキャラに敵陣を発見させたりして、戦闘を開始する。攻撃には「シンボル攻撃」「最短攻撃」(近くの敵を攻撃)、「建物破壊」があり、それぞれキャラに指令することができる。ただし、リアルタイムで相手も攻撃を仕掛けてくるので、うっかりしていると自陣が先に陥落してしまうこともある。全体マップで敵の動きを確認しながら、指令を出していくことがポイントだ。
勝利の条件は、シンボルの破壊など3種類があり、ゲーム開始時に選択できる。そのほかにも、食糧が底を突き、先に自国が滅びてしまうとゲームオーバーだ。
ゲームモードは対コンピュータ戦の「Single Play」とネットワーク対戦の「MultiPlay」が用意されている。「MultiPlay」は、シリアル、モデム、IPX、TCP/IPに対応しており、どちらかのプレイヤーがホストとなってプレイする。
プレイはすべてマウスで行う。マップは毎回ランダムに作成されるが、マップファイルを読み込んでプレイすることもできる。そのほか、「Single Play」でのコンピュータの強さの調節や、「MultiPlay」中のチャットやファイルの送受信などの機能もある。