画像をサムネイル表示する機能を持つファイラ。エクスプローラライクな操作性で、はじめてでも使いやすい。「01NExplorer」はソフト名からわかる通り、エクスプローラに似たインタフェースを持つファイラだ。ドラッグ&ドロップ操作などもエクスプローラ同様に行うことができ、ネットワークもサポートする。フォルダ内容の表示方法は2種類。エクスプローラと同じ「詳細」のほかに、「サムネイル」が用意され、画像の閲覧に便利に使うことができる。サムネイルの表示サイズは、指定範囲内で変更することが可能だ。
表示可能な画像形式はJPEG/BMP/PNG/PCD(Photo CD)/EPSだが、Susie Plug-inに対応しており、必要に応じて表示可能なファイルタイプを増やすことができる。内蔵の画像ビューアで、個別の画像ファイルを拡大・縮小して表示することも可能だ。
画像の表示に関しては、専用ローダ(JPEGなど一部の形式)およびキャッシュの利用によって高速化が図られているほか、補間処理などで高品質な表示を行える。
特徴的な機能としては「類似画像順ソート」「画像認識処理」がある。類似画像順ソートは、内容の類似性で画像を並べ替える機能で、大量のデジカメ映像やCG画像などを整理するときに役立つ。画像認識処理は、拡張子ではなくファイル内部を読み取って、実際のファイルタイプを判断するもの。ファイルの拡張子が意図的に変更されていても(例えばJPEGファイルの拡張子がTXTになっていても)、きちんと画像を表示できる。
さらに、UNLHA32.DLLなどの対応DLLを用意すれば、アーカイブ内の画像でも展開せずに閲覧することが可能だ。
ファイラ、ビューアとしての機能のほかに、簡易ランチャ機能がある。ファイルまたはフォルダのショートカットをウィンドウ内のランチャペインに配置し、ここからアイテムをすばやく開けるようになる。
そのほか、任意のフォルダを一時的にタブとして登録することが可能で、画像を閲覧しながら複数のフォルダを行き来するのに便利だ。複数画像ファイルを一括して他の形式にコンバートする機能もある。