3Dフィールドを舞台にした対戦型のアクションゲーム。ネットワークを利用して、最大6人までの同時対戦が行える。「バトルビート」の舞台は、東京・渋谷に似た惑星「ファンカデリック星」。音楽好きなファンカデリック星のストリートキッズが「自分の好きな音楽だけを聴いていたい!」と戦いをはじめる……というストーリーだ。
プレイヤーは、壁に囲まれた迷路のような3Dマップの中を移動し、遭遇した敵と対戦する。攻撃手段は爆弾とロケット。効果の異なる6種類の武器をうまく使い分けることがゲームのポイントだ。敵が繰り出してくる攻撃をうまく避けつつ、敵キャラに攻撃を加えていく。6種類の武器には、遅れて爆発する爆弾、相手に直接当てることを目的としたミサイルやリモコンミサイルなどがあり、そのほかにも10種類以上の特殊火薬のバリエーションがある。
マップ内にはところどころに「パワーアップアイテム」が落ちており、これを拾うことで武器がパワーアップしたり、シールド能力が強化されて耐久性が上がったりする。
操作はキーボード(またはジョイスティック/ジョイパッド)で行うが、キャラの動きはスムーズで、マップ内を思った通りに動かすことができる。登場するキャラは全部で5種類。いずれも愛嬌のあるかわいいデザインが印象的だ。
ゲームモードは、ひとりで楽しめるシングルプレイが3種類、複数のプレイヤーで対戦を行えるマルチプレイが4種類の計7種類。シングルプレイでの練習モードはもちろんのこと、自分以外がすべて敵となる「Death Matchモード」、2チームに分かれて旗を取り合う「Capture the Flagモード」など、多彩なバリエーションが用意されており、さまざまな楽しみ方ができる。
最大6人までのプレイヤーが同時プレイできるネットワーク対戦は、TCP/IP(インターネット)、IPX(LAN)などを使い、ホストとなるプレイヤーのコンピュータに他のプレイヤーが接続して行う。チャット機能で他のプレイヤーと会話を交わすこともできる。3D効果音にも対応しており、これが利用可能な環境下では、背後にいる敵の足音なども音によって察知できる。
ネットワーク対戦では、専用のクライアントソフト「XMatch for BB Client」によって公開されているサーバに接続し、インターネット上で対戦相手を見つけることも可能だ。